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2016.11.09

連載阿部吾郎の日本撮影スポット巡り

【秋田県・男鹿市】赤神神社五社堂 長い石段を登りきった先にある神秘的な5つの社

阿部吾郎の日本撮影スポット巡りVol.2

  • 旅の撮影スポット
  • 05 秋田県
  • 神社・仏閣
  • 阿部吾郎の日本撮影スポット巡り

秋田県男鹿半島の海沿いに広がる森の中にひっそりとたたずむ5つの社「赤神神社五社堂」。そこにたどり着くまでの、自然石を並べた長い階段や、薄暗い森の中に建つ真っ赤な鳥居を含め写欲をそそる風景がそこにある。

NIKON D810 ニッコール24-120mm F9 1/40秒 ISO400

男鹿半島の海沿いを走る県道59号線沿いに赤神神社の駐車場がある。
ニコンD810に24-120mmを装着し、それだけ持って車を降りた。
3分ぐらいあるけば社殿に到着するだろうと、あまり下調べもせずにこの地を訪れた私は思った。
しかし、神社の入口に木の杖がたくさん置いてある、嫌な予感がする・・・

少し歩くと、眼前にどこまで続いているのかもよくわからない長い階段。
しかも、自然石を並べて作られたもので、かなり大変そうだ・・・
と思うと同時に、これは思ったより撮り応えのある場所かもしれないという思いも。

この石段、鬼が築いたと言われており、999段あるそうだ。

NIKON D810 ニッコール24-120mm F7.1 1/50秒 ISO400

20分ほど延々と石段をのぼり、ようやく赤い鳥居が見えた。

NIKON D810 ニッコール24-120mm F9 1/200秒 ISO250

この社の創建は平安時代の860年まで遡る。もとは、山岳修験道の聖地で、のちに真言宗の寺院となった。江戸時代に神社のして社殿が整えられ、神仏分離令により赤神神社として残った。
詳しい説明は神社のホームページをご覧ください。むちゃくちゃ詳しい説明が載っています。

上の写真のように、斜めから撮ると24mmで5つの社殿がすべて収まる。しかし、最初の写真のように正面からだとちょっと端が切れてしまう。
広角レンズを持ってくれば良かった。
途中の石段や鳥居のところ、日中でもかなり薄暗い。しっかり撮るなら三脚が必要だ。
しかし、あの階段をいろいろ機材も持って登るのはなかなか大変だ。

この写真を撮影したのは朝の9時半ごろ。順光で撮れるのは午前中。

NIKON D810 ニッコール24-120mm F9 1/60秒 ISO250 -0.3

土手の上に上がって、横から撮影。

NIKON D810 ニッコール24-120mm F5.6 1/250秒 ISO250 -0.3

こんなスポットもある、「姿見の井戸」。
この井戸をのぞき込み、水面に自分の姿が映らなかったら、3年以内に死ぬらしい。
恐ろしくてのぞけなかった・・・

取材日:2016年10月6日

撮影スポット情報

赤神神社五社堂公式ホームページ

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写真家情報

阿部吾郎詳細

得意分野 風景 拠点 11埼玉県 所属団体 日本旅行写真家協会
分類 プロカメラマン

トラベルガイド株式会社代表・ツアープランナー・カメラマン・ライター
旅行会社で20数年勤務したのち起業。マレーシアの旅行情報サイト「トラベルガイドマレーシア」を運営、自ら写真撮影・文章執筆を行う。カメラマンとしてアジアを中心に撮影を行い、旅行会社を中心に画像素材を提供。

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