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2021.05.24

連載阿部吾郎の日本撮影スポット巡り

【兵庫県・姫路市】中播磨・姫路市内のみどころ(思わず行きたくなる中はりま視察・前編)

阿部吾郎の日本撮影スポット巡りVol.53

  • 旅の撮影スポット
  • 28 兵庫県
  • テーマパーク
  • 神社・仏閣
  • 阿部吾郎の日本撮影スポット巡り

2020年11月に実施された、兵庫県中播磨県民センター主催の業界視察ツアー「思わず行きたくなる中はりま」に参加し、視察してきたスポットを3回に分けてご紹介します。「中播磨」とは、兵庫県の南西部、姫路市・福崎町・市川町・神河町と4つの市町からなる地域を指します。今回の視察は、姫路市の北部・福崎町・家島を1泊2日で訪問しました。まず、前編では姫路市の中心部近くにある「灘菊酒造」「亀山本徳寺」「太陽公園」の様子をご紹介します。

目次
≪1≫灘菊酒造
≪2≫亀山本徳寺
≪3≫太陽公園



≪1≫灘菊酒造


後ろに見えているのは「甲(きのえ)蔵」

灘菊酒造は、JR姫路駅から徒歩25分、山陽電鉄の手柄駅からは徒歩5分で行ける、創業100年を超える酒蔵です。手造り・小仕込みで醸造されたこだわりの日本酒は、生産量が限られており、その70%が姫路で消費されてしまうという幻のお酒です。

杉玉が飾られた酒殿

敷地内には、現在稼働中の「甲(きのえ)蔵」を始め、見学が可能な「中蔵」「東蔵」、団体用の食事施設、蔵元直売所などがあります。団体ツアーに利用されることが多いのですが、個人でも気軽に立ち寄れる施設です。

昭和30年まで蒸した酒米をゴザに広げて冷ます場所として使われていた「中蔵」です。現在は、酒造りの道具が展示されており、自由に見学できます。

昭和30年まで発酵蔵として使われていた「東蔵」です。大きな桶や樽、タンクを始めとした酒造りの道具や、様々な写真なども展示されています。

灘菊酒造の全種類のお酒が買えて、試飲もできる蔵元直売所です。酒の肴にぴったりな地元産品なども扱っています。

団体用のメニュー「豊臣コース」。バランスが良く、ヘルシーなお食事です。食前酒も付いています。

≪灘菊酒造・基本情報≫
住所:  兵庫県姫路市手柄1丁目121
連絡先: 079-285-3111
営業時間:10時~18時(最終入場17時)
休業日: 年中無休(12/31-1/3を除く)
アクセス:姫路駅より車で5分・山陽手柄駅より徒歩5分
*灘菊酒造ホームページ




≪2≫亀山本徳寺

元文3年(1738年)建築の本堂

宝永6年(1709年)建築の大門

JR姫路駅から車で10分ほどの場所にある、本願寺第八代蓮如上人の開基による真宗本願寺派の名刹です。
本堂、大門など江戸時代の建築物が残されています。

本堂の内部です。誰でも自由にお参り、見学が可能です。

亀山本徳寺の本堂は、明治に入って京都西本願寺の北集会所を本堂として移築したものです。京都では新選組の屯所として使われていた時期があり、本堂の柱には新選組が残したという入刀の跡が残っています。

亀山本徳寺を訪れたのは、ちょうど紅葉の時期で、お寺の一画ですばらしい風景が見られました。
歴史ロマンを感じながら、広い境内を写真を撮りながらのんびり散歩してみてはいかがでしょうか。
お寺の歴史に関しては、ホームページに詳しく載っていますので興味のある方はご参照ください。

≪亀山本徳寺・基本情報≫
住所:   兵庫県姫路市亀山324
連絡先:  079-235-0242
開門・閉門:6時・16時
休業日:  年中無休
アクセス: 姫路駅より車で10分・山陽亀山駅より徒歩3分
*亀山本徳寺ホームページ



≪3≫太陽公園

石の文化・歴史とお城のテーマパーク「太陽公園」は、姫路市北西部に位置する、世界の石の建築物を再現した「石のエリア」と、ヨーロッパの古城をモチーフにした白鳥城をシンボルとする「城のエリア」からなる広大な公園です。
福祉関係の会社が運営するこの施設は、観光と福祉の融合により新しい福祉を想像することを目指しています。
体の不自由な方でも、世界旅行の気分が味わえるようにとの思いから造られた施設です。
シンボルの白鳥城は、ドイツのノイシュバンシュタイン城をモデルとした、立派なお城です。
テレビや映画の撮影にもよく使われるほか、コスプレイヤーにも人気のスポットとなっています。

白鳥城へは、かわいいケーブルカーで登っていきます。

モノレールからの眺めです。下に見える野球のグランドは、しばしば甲子園にも出場している東洋大学付属姫路高校野球部のグランドです。
山と田んぼが織りなす、田園風景が素敵です。

お城の中庭です。本物の中世ヨーロッパのお城のようです。

王座の間に描かれた壁画「太陽の恵み」

トリックアート

くるみ割り人形のコレクション

お城の内部には、トリックアートがいくつもあり、楽しい写真が撮れます。家族や友人、恋人と訪れれば盛り上がること間違いなし。

石のエリアは、全部見るのに2時間はかかるという広大な施設です。世界各国の石の建造物を再現してあります。
それも、中途半端な再現の仕方ではありません。
この兵馬俑を見てください。写真だけみたら、本物の兵馬俑と言われても信じてしまいそうです。この石像、全て中国の兵馬俑博物館で作成されたレプリカで、1000体もあります。すごいですね!

ピラミッドとスフィンクス

天安門広場

ピラミッドの中には、ツタンカーメンの黄金のマスクのレプリカが展示されています。天安門は、中国で施工・組み立てしたものを解体して運んできたものです。
この他、万里の長城、凱旋門、韓国鐘楼、石貨神殿、モアイ像など、多くの石造物が展示されています。

≪太陽公園・基本情報≫
住所:  兵庫県姫路市打越1342-6
連絡先: 079-267-8800
営業時間:9時~17時(最終入場16時30分)
休業日: 年中無休(メンテナンス・悪天候等による臨時休業あり)
アクセス:姫路駅より神姫バス35・43晩期系統「緑台行き」、「打越西」もしくは「打越新田下車」
*太陽公園ホームページ


続いて、中編をご覧ください ⇒ 【兵庫県・姫路市/福崎町】中播磨・福崎町のリノベ宿泊施設と夢前町のグルメ・お土産スポット(思わず行きたくなる中はりま視察・中編)

撮影スポット情報

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写真家情報

阿部吾郎詳細

得意分野 風景 拠点 11埼玉県 所属団体 日本旅行写真家協会
分類 プロカメラマン

トラベルガイド株式会社代表・ツアープランナー・カメラマン・ライター
旅行会社で20数年勤務したのち起業。マレーシアの旅行情報サイト「トラベルガイドマレーシア」を運営、自ら写真撮影・文章執筆を行う。カメラマンとしてアジアを中心に撮影を行い、旅行会社を中心に画像素材を提供。

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