2020.04.09
連載阿部吾郎の日本撮影スポット巡り
【埼玉県・熊谷市】江戸時代から続く桜の名所「熊谷桜堤」
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埼玉県熊谷市にある熊谷桜堤は、江戸時代から続く桜の名所で、荒川の堤に沿って500本の桜が2kmに渡って続きます。菜の花も咲き、毎年3月下旬から4月上旬にかけて春らしい風景を楽しめます。今年(2020年)は、コロナウィルスの影響でお花見も自粛ムードで、例年行われるさくら祭りも中止になりました。ということで、2018年に撮影した、熊谷桜堤の様子をお楽しみください。来年は、いつもどおりの桜シーズンを迎えられることを祈ります。
JR熊谷駅の南口から、まっすぐ10分ほど歩いてくると桜堤に到着します。入口のところに「熊谷桜堤」の石碑がありますので、まずはここで記念写真を撮りましょう。
桜の時期には、この石碑の近くに、大きな駐車場が河原沿いにオープンします。かなり大きな駐車場ですが、桜が満開の時期は駐車場渋滞も起こりますので、早朝に行くのがおすすめです。
2018年の3月29日に撮影しました。桜も菜の花も満開でした。時間は朝の7時30分ごろです。まだ人はまばらで、ブルーシートの場所取りも少なかったので比較的撮影しやすかったです。しかし、もう1時間早く来ても良かったかなと思いました。
この時間であれば、駐車場にはスムーズに入れます。
川側の土手下から撮影してみました。桜と菜の花の風景が延々2km続きますので、アングルを工夫しないとどれも同じような写真になってしまいます。
焦点距離70mm、f5.6で背景をぼかしました。圧縮効果を多少効いてまとまりのいい写真になりました。
桜の花には様々なお客さんがやってきます。ヒヨドリは常連さんですね。
菜の花の常連客はミツバチさん。
今年の花見はコロナに水を差されてしまいましたが、来年は熊谷桜堤に行ってみてください。カメラ片手に川沿い2kmの散歩はなかなか気持ちいいですよ。露店も出て、お祭り気分も味わえます。
撮影スポット情報
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写真家情報
阿部吾郎詳細
得意分野 | 風景 | 拠点 | 11埼玉県 | 所属団体 | 日本旅行写真家協会 |
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分類 | プロカメラマン |
トラベルガイド株式会社代表・ツアープランナー・カメラマン・ライター
旅行会社で20数年勤務したのち起業。マレーシアの旅行情報サイト「トラベルガイドマレーシア」を運営、自ら写真撮影・文章執筆を行う。カメラマンとしてアジアを中心に撮影を行い、旅行会社を中心に画像素材を提供。