2021.01.31
連載阿部吾郎の日本撮影スポット巡り
【滋賀県・長浜市】湖北長浜の風景
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滋賀県長浜市に関する記事を集中的に掲載しましたが、これが一旦最後です。古い建物や街並みがしっかり保存されている長浜のどこか懐かしさを感じる風景をご覧ください。
目次
≪1≫ながはま御坊表参道
≪2≫長浜八幡宮と舎那院
≪3≫豊国神社
≪4≫明治ステーション通り
≪5≫歴史的建造物
≪6≫水のある風景
≪7≫まとめ
≪1≫ながはま御坊表参道
長浜別院大通寺は、東本願寺の別院で「長浜御坊」と呼ばれ親しまれてきました。このお寺の参道が「ながはま御坊表参道」です。
真っすぐに伸びる参道の正面に山門が見える風景は、長浜を象徴する景色のひとつと言えるでしょう。
参道の建物も古いものが保存されおり、一昔前に戻ったような、どこか懐かしい空間を作り出しています。
≪2≫長浜八幡宮と舎那院
毎年4月15日には曳山祭りが行われ、子供歌舞伎が奉納される長浜八幡宮、平安時代に京都の石清水八幡宮の神霊を移し祀ったのが始まりという由緒ある神社です。安土桃山時代には豊臣秀吉によって社殿の修復が行われています。
長く美しい参道がフォトジェニックです。
八幡宮に隣接する舎那院は、もとは真言宗の寺院で八幡宮の学頭寺でした。明治の神仏分離令により廃寺となり舎那院のみが残りました。護摩堂は室町後期の建物で滋賀県の有形指定文化財に指定されています。
人気も少なく、ひっそりとした中に凛とした姿の護摩堂はとても美しく絵になります。
≪3≫豊国神社
秀吉が長浜城を築き、楽市楽座や地租税免除などで長浜の町は大いに発展しました。秀吉の死後、町民たちは豊国神社を建立しました。その後、江戸幕府による太閤さんの神格化禁止で取り壊されましたが、明治維新後ようやく復活しました。
本殿は、江戸中期のえびすの宮の建物です。
≪4≫明治ステーション通り
長浜駅の南側にある、かつて海上交通の拠点として栄えた通りで、舟板が使われた塀が続く通り。
≪5≫歴史的建造物
長浜の中心部にある建物は、ほとんどが歴史的建造物といった感じなのですが、その中でもひときわ目立つ建物をご紹介しましょう。
≪6≫水のある風景
長浜の中心部を流れる米川は、蛇行・分岐しており、市内ではところどころで水のある美しい風景が見られます。
≪7≫まとめ
長浜に3日間滞在して、印象に残った風景を集めてみましたがいかがだったでしょうか?
これだけ古い建物がしっかり残り、かつ新しいお店などもたくさんあり、懐かしさを感じる風景を眺めながら観光を満喫できる町はなかなか無いと思います。
様々な楽しみ方ができる長浜の町、皆様も是非一度訪れてみてください。
最後に、おまけの2枚をご覧ください。
撮影スポット情報
長浜・米原を楽しむ観光情報サイト(外部リンク)
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写真家情報
阿部吾郎詳細
得意分野 | 風景 | 拠点 | 11埼玉県 | 所属団体 | 日本旅行写真家協会 |
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分類 | プロカメラマン |
トラベルガイド株式会社代表・ツアープランナー・カメラマン・ライター
旅行会社で20数年勤務したのち起業。マレーシアの旅行情報サイト「トラベルガイドマレーシア」を運営、自ら写真撮影・文章執筆を行う。カメラマンとしてアジアを中心に撮影を行い、旅行会社を中心に画像素材を提供。