2018.07.10
連載阿部吾郎の日本撮影スポット巡り
【埼玉県・行田市】のぼうの城で知られる「忍城」と「水城公園」
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映画「のぼうの城」で一躍有名になった忍城、1478年ごろ成田顕奉により建立された。1590年の石田三成の水責めにも耐え「忍の浮城」と称されたのは有名な話だ。
残念ながら城は明治維新のころに解体されてしまった。
現在の建物は、平成3年に再建されたものである。
上の2枚の写真は、今年(2018年)の4月12日に撮影したのものだ。早めに咲いた桜はすっかり散ってしまい、新緑の風景となっている。時間は12時前ぐらいで、お城に向かって左側から撮影した2枚目の方が順光になっている。構図は1枚目の橋をバックにした方が納まりがいい。こちらは、午後からの方がよさそうである。
橋の向こう門があり、内部に入れるようになっている。
内部には庭園があり、その向うに行田市郷土資料館がある。
忍城から徒歩10分ほど行ったところに「水城公園」がある。難攻不落の城と言われた忍城の外濠跡を整備して造られた公園である。つまり、忍城の現存する一部であり、忍城を訪れたら是非こちらも見ておきたいところだ。
1周ゆっくり歩いて30分ほどの大きさの池である。釣りをしている人がたくさんいた。
この水城公園は、桜の名所としても知られている。その他、花菖蒲園、あじさい園、古代蓮池、ほていあおい池などがあり、季節ごとに花を楽しむことができる。
冬場はサギやカモなども観察できる。
ソメイヨシノは終わっていたが、八重桜は少し残っていた。
池の西側は市民広場となっていて、こちらにも桜の木がたくさんある。
撮影スポット情報
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写真家情報
阿部吾郎詳細
得意分野 | 風景 | 拠点 | 11埼玉県 | 所属団体 | 日本旅行写真家協会 |
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分類 | プロカメラマン |
トラベルガイド株式会社代表・ツアープランナー・カメラマン・ライター
旅行会社で20数年勤務したのち起業。マレーシアの旅行情報サイト「トラベルガイドマレーシア」を運営、自ら写真撮影・文章執筆を行う。カメラマンとしてアジアを中心に撮影を行い、旅行会社を中心に画像素材を提供。