2016.12.06
連載阿部吾郎の日本撮影スポット巡り
【埼玉県・新座市】紅葉の名所「金鳳山平林寺」
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金鳳山平林寺は、埼玉県新座市にあるお寺で紅葉の名所として知られている。境内には広大な武蔵野の雑木林が広がっている。
金鳳山平林寺は、埼玉県新座市にあるお寺で紅葉の名所として知られている。南北朝時代の創建で650年の歴史がある名刹で川越藩の大河内松平家の菩提寺である。
境内には、東京ドーム9個分の大きさの武蔵野の雑木林が残されており、紅葉の名所として知られている。お寺の建物がある敷地内と雑木林では、同じ境内でも雰囲気が異なる。お寺の建物を入れた写真、雑木林の中の写真などいろいろ楽しめる。
ただし、紅葉の時期は三脚・一脚は禁止なので手持ち撮影となる。また、週末はもちろん、平日でもかなり混雑するので、朝9時の開門と同時に入るぐらいがいいだろう。駐車場も混雑する。公共交通機関で行く場合は、JR新座駅などからバス利用となる。
鐘楼の前に見事なもみじがある。他の写真はすべて午前中に撮影したものだが、この1枚だけは昼ごろに撮影したものである。真上からの日差しで紅葉が透き通った感じになっていた。陰になっている鐘楼と明暗差が極端だったので、紅葉を優先して露出を決めて鐘楼はシルエットにした。
本堂前の紅葉の枝ぶりが良かった。独特の書体の扁額との組み合わせがおもしろい。
経蔵や放生池の周辺も見事に紅葉していた。針葉樹の緑との組み合わせが美しい。
こんなに黄色くなるもみじは、あまり見たことが無い。赤いもみじとのコントラストが素晴らしかった。
境内東側の戴渓堂横の通路の紅葉が、今回は一番美しかった。高いもみじが見事に紅葉していたので、縦位置でできるだけ全体が入るように撮影した。
ここからは、境内の裏手にある広大な雑木林の写真だ。このように遊歩道が整備されており、散歩することができる。
木漏れ日がさすものの、昼間でも薄暗い。少々きつめに露出をマイナス補正しないと、明るくなりすぎて雰囲気のある写真が撮れない。
このように、自然な紅葉が見られる。
林の中だから、光と影のコントラストが楽しめる。
こんな大きなもみじの木は、なかなかお目にかかれない。
マクロレンズを持って行っても楽しめる。
撮影スポット情報
平林寺公式ホームページ
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写真家情報
阿部吾郎詳細
得意分野 | 風景 | 拠点 | 11埼玉県 | 所属団体 | 日本旅行写真家協会 |
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分類 | プロカメラマン |
トラベルガイド株式会社代表・ツアープランナー・カメラマン・ライター
旅行会社で20数年勤務したのち起業。マレーシアの旅行情報サイト「トラベルガイドマレーシア」を運営、自ら写真撮影・文章執筆を行う。カメラマンとしてアジアを中心に撮影を行い、旅行会社を中心に画像素材を提供。