2021.02.04
燃焼
- フォトテクニック
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燃焼をキーワードに蚊取り線香にトライしてみた。テスト撮りRAW現像でゲインを整えると"行ける"と感じた。最初の試みなので光学レンズを選んだ。次にゾーンプレート越しに線香花火の光跡を捉えている。フレアーの効果で幻想的に仕上がったと思う。これから針穴のパンフォーカスを活かして炭の燃焼を撮ろう。寒い時期に丁度いい対象だ。燃焼三態でまとめよう。
昨今はめっきり出番の少なくなった蚊取り線香です。燃焼するときに発する仄かな光を、長時間露光モードで一枚の画面に描いてみました。渦のなかに点在する輝きは、灰が落ちて露わになった焔の痕跡です。
このイメージセンサーは熱ノイズ対策が不足しており満足できる水準ではありません。ISO感度を上げることができず、浅い焦点深度での撮影が心残りです。
露光時間:8時間、ISO:50、f16
共通機材: SONY a7RM2、スーパーアンギュロン1:8/90mm、ストロボ150W 1〜2灯、カラーフイルター、RAW現像
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写真家情報
舘 範夫詳細
得意分野 | 物撮り | 拠点 | 12千葉県 | 所属団体 | デジタル写真技術研究会 |
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分類 | アマチュアカメラマン |
硝子工芸品の江戸切子に出会ってから、輝きを表現したくて試行錯誤しながら撮影している。
自作した電動式の雲台は、商品を全方向から30カット自動で精密撮影する。サイトで連続再生できる。電動雲台の応用で、ランドスケープを動画で撮影している。