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2019.08.29

連載兵庫県フォトライブラリー

兵庫県フォトライブラリーNo.19 養父・朝来・丹波の観光スポット

兵庫県フォトライブラリーNo.19

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兵庫県の魅力を写真で紹介するシリーズの第19弾は、養父市・朝来市・丹波市にある観光スポットをご紹介します。養父・朝来には、「明延鉱山」「神子畑選鉱場跡」「生野銀山」など、日本の近代化を支えた産業遺産が多く「鉱石の道」として知られています。このほか、人気の「竹田城」も取り上げます。さらに丹波市の藤の名所「百毫寺」、化石の博物館「ちーたんの館」、そしてパラグライダーの練習の様子もご覧いただきます。

***このページに掲載されている画像をご利用いただけます***
このページは、兵庫県のフォトライブラリーとなっており、フリー素材としてご利用いただけます。
兵庫県公式観光サイト「HYOGO!ナビ」フォトライブラリーよりダウンロードしていただけるようになる予定ですが、現在準備中です。準備が整いましたら、当サイトのTOPページ「お知らせ」にて告知いたします。

【明延鉱山】

明延鉱山は、飛鳥時代から発掘が行われており、奈良の大仏鋳造にも明延産の銅が使用されました。戦国時代には織田、豊臣と権力者に支配され、江戸時代には幕府代官所の所管となりました。明治に入って新技術が導入され、錫鉱も発見され日本の近代化に貢献しました。

しかし、海外から安い鉱物が入ってくるようになり、昭和62年に閉山に至りました。今では「明延鉱山探検坑道」としてほぼ閉山当時のまま保存され見学ツアーが行われています。

坑道の総延長は約550kmと東京-大阪間に匹敵する長さで、深さは約1,000メートルと東京スカイツリーの1.6倍の深さです。

≪鉱山学習館≫
明延鉱山の坑道入口のすぐ横にある施設で、閉山後に「西部採鉱課事務所」を学習施設として整備したのものです。立体的な坑内の模型や鉱物や鉱山道具などが展示されています。

【神子畑(みこばた)選鉱場跡】

神子畑には、もともと平安時代に開かれた鉱山がありましたが、明治の後半から採掘量が減り大正6年に閉山、明延鉱山から運び込まれる鉱物の選鉱場として大正8年に新たなスタートを切りました。

山の斜面を利用した選鉱場で、当時は規模やその産出量から「東洋一」と言われ、夜中まで稼働し不夜城と呼ばれていました。しかし、昭和62年の明延鉱山閉山に伴い、神子畑選鉱場もその役目を終わることになりました。建物も解体され、今では基礎部分のみがそのまま残されていますが、近年は産業遺産として注目されています。人や物の運搬に使われたインクライン(傾斜軌道)のレールや巨大なろ過装置「シックナー」なども残されています。

インクラインのレール

シックナー

≪明延1円電車≫
昭和4年に明延鉱山と神子畑選鉱場の間約6.1kmを結ぶ明神電車が人や物資の輸送のために開通しました。運賃50銭でスタートし、昭和27年に1円に値上げした後は、昭和62年の明延鉱山閉山までその価格が維持され話題となりました。
3両あった車両は、神子畑選鉱場と明延鉱山・生野銀山に展示されています。

≪旧神子畑鉱山事務舎≫
1872年に生野鉱山外国人宿舎として建設されたコロニアルスタイルの建物で、後に神子畑に移設され事務所・診療所として利用されました。
フランス人技師のムーセが暮らした建物と言われ「ムーセ旧居」とも呼ばれていますが、それが史実かどうかははっきりしていません。

≪神子畑鋳鉄橋≫
明治18年に完成した鉄製の橋で、神子畑と生野を結ぶ鉱山道路の一部として造られました。現存する日本の橋の中では、大阪の心斎橋、東京の弾正橋に次いで3番目に古く、鉄製の橋としては日本最古です。

【生野銀山】

生野銀山は、平安時代に発見された銀山で室町時代に本格的な採掘がはじまり、江戸時代には代官所が置かれました。明治時代にはフランス人技師が着任し近代化を遂げました。国内屈指の大鉱山として知られていましたが昭和48年に閉山しました。
坑道の総延長は350km、深さ約880mと明延鉱山には及ばないものの、かなりの規模であったことがわかります。70種類以上の鉱物が採掘されていました。

現在では、坑道内に観光コースが設けられ、当時の様子を示すために置かれた坑夫の人形たちは「銀山ボーイズ」として人気者になり歌が作られ、総選挙まで行われました。この歌は、坑道内で聞くことができます。

正門の菊の御紋が入った門柱

生野代官所の門

金香瀬坑の入り口

≪金香瀬旧坑露頭郡≫
金香瀬(かながせ)坑の入り口の左脇から上に登る階段があります。これを登っていくと、江戸時代に鉱脈を手彫りで掘った穴などが多くみられる「金香瀬旧坑露頭郡」を見学することができます。往復30分程度のコースです。

慶寿の堀切り

辰巳坑

≪金香瀬(かながせ)観光坑道≫
坑道内の様子や鉱山機材などを当時の様子に近い状態で見学できるようになっています。一方、銀山ボーイズたちが当時の様子を再現してくれており、坑道爆破体験装置などもありアミューズメントパーク的な楽しさもあります。

馬蹄形鋼枠二枚合掌

エレベーター立坑と巨大巻上機

【竹田城跡】

雲海に浮かぶ「天空の城」、「日本のマチュピチュ」とも呼ばれる竹田城、平成18年に日本100名城にも選定されています。竹田城は標高353.7mの古城山山頂に築かれた山城です。別名を「虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)」といいます。

規模は南北約400m、東西約100mに及び、現存する石垣遺構としては全国屈指の規模です。竹田城は嘉吉3年(1443)山名持豊(山名宗全)によって築城されましたが、当時は土塁の城でした。天正13年(1585)赤松広秀が城主になり、総石垣造りの城が完成しました。

よく目にする「天空の城」竹田城跡は、竹田城跡の向かいの山(朝来山)の中腹にある立雲峡からの眺めです。第1、第2、第3と3つの展望台があり、ライトアップの様子もよく見えます。

【百毫寺の藤】

丹波屈指の古刹「白毫寺」は、慶雲2年(705)法道仙人の開基と伝えられる天台宗の寺院です。山号は五大山。本尊は薬師瑠璃光如来(秘仏)。“眉間の白毫から神々しく瑞光を放っていたので、「白毫寺」と名付けられた”(白毫寺HPより)そうです。

また、白毫寺は西日本有数の「藤」の名所であり、毎年5月初旬の「九尺藤まつり」には多くの人が訪れます。「九尺ふじ」は、1mを超す長い花穂をつける品種で、全長120mの藤棚に長い花穂が無数に続く様子は圧巻です。
藤棚の下から見上げると、まるで藤のシャワーを浴びているようで、カメラマンに人気のアングルです。夜間はライトアップされます。昼間とは違った幻想的な美しさです。

「白毫寺の九尺ふじのライトアップには、5種類のライトを使用しています。LEDライトの白色・昼光色・オレンジ色に加え、水銀灯とハロゲンライトです。この色温度の差によって、目で見た以上に写真や動画は色の差がはっきりし、オーロラのように写ります。」(白毫寺HPより)

【ちーたんの館】

2006年(平成18)8月、2人の男性により篠山層群泥岩層から掘り出された化石は、約1億1千万年前の「恐竜の化石」であることが判明しました。「丹波竜」というニックネームがつけられ、2007年(平成19)から本格的な発掘調査が始まり、第1次調査から第6次発掘調査まで行われました。発掘調査では、尾椎および血道弓(尾椎から出ている骨)、脳かん(頭骨のうち脳が入っている部分)、肋骨、環椎、歯、胴椎などの化石が発見されました。

尾椎に独自の特徴があることから、2014年に竜脚類の新属新種、学名「タンバティタニス・アミキティアエ」として認められました。国内5例目の新属新種です。丹波竜化石工房 「ちーたんの館」では、原寸大の丹波竜全身骨格(レプリカ)があり、その周りにプロバクトロサウルスやガストニアなどの恐竜の全身骨格(レプリカ)が多数展示されています。壁には「丹波竜復元進行中」として、原寸大の丹波竜骨格図にクリーニングの済んだ化石レプリカが貼り付けられています。

実際に触って学べるハンズオンコーナーやVR(バーチャルリアリティー)、「かんたん化石レプリカ」作りができるコーナーもあり、恐竜のことを見て、触って楽しく学べる施設になっています。

【丹波のパラグライダー】

丹波市青垣町は、西日本屈指のスカイスポーツエリアです。青垣町にある「岩屋山」には、パラグライダーのフライト基地があります。山々が連なる四季折々の丹波の景色を眺めながら、フライトを楽しむことができます。
大阪・神戸・京都などから車で約70分、北近畿豊岡自動車道の青垣インターから5分というアクセスの良さもあり、週末には多くのフライヤーが訪れます。

丹波市立青垣パラグライダー練習場(Green Park Aogaki)は、パラグライダー初級の練習場です。比較的高度差の少ない草地の斜面で、基礎練習や浮遊体験に挑戦できます。撮影日は、残念ながら天候の関係でフライトができませんでしたので、こちらの練習場の風景をお届けします。

「Roll Out(ロールアウト)パラグライダースクール」の皆さんに、撮影にご協力いただきました。

*撮影:トラベルガイド株式会社 阿部吾郎

撮影スポット情報

HYOGO!ナビ フォトライブラリー

写真家情報

兵庫県フォトライブラリー詳細

得意分野 風景 拠点 28兵庫県 所属団体 --
分類 自治体

公益社団法人ひょうごツーリズム協会のフォトライブラリーです。

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