2019.08.16
連載兵庫県フォトライブラリー
兵庫県フォトライブラリーNo.13 神戸3 ー六甲山の観光スポットー
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神戸シリーズ3回目は、六甲山の観光スポットをご紹介します。六甲山は、神戸の街のすぐ後ろにある標高930メートルの山で、摩耶山、再度山などと共に六甲山地を形成しています。六甲山へは、六甲ケーブルやバス、車などで気軽に登れ、登山道も整備されています。今回は、六甲山にある4つの観光施設、「六甲ガーデンテラス」「六甲山カンツリーハウス」「六甲山高山植物園」「六甲オルゴールミュージアム」をご紹介します。
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【六甲ガーデンテラス】
六甲ガーデンテラスは、六甲山上の絶好の眺望スポットにある人気の複合施設です。「自然体感展望台 六甲枝垂れ」や「見晴らしのデッキ」などの4つの展望施設、4つのレストランやカフェ、5つのショップがあります。お天気が良ければ、明石海峡から、神戸の市街地や神戸港、大阪平野の広がり、大阪湾岸線、関西国際空港までの風景が一望できる日本でも有数の眺望スポットです。夜は1000万ドルと言われるまばゆい夜景が広がります。
≪自然体感展望台 六甲枝垂れ≫
六甲山の上に立つ大きな樹のような総檜葺きの展望台で、設計は建築家の三分一 博志(さんぶいち ひろし)氏。フレームや壁、床には奈良県・吉野の檜が使用されています。幹の周りを枝葉状のドームが覆う形状で、内部は檜の爽やかな香りと木漏れ日のような光に包まれています。
四季折々の六甲山の景色を楽しみながら自然を体感できる展望台です。夜は様々な色にライトアップされ、山上に浮かび上がるその姿はとても幻想的です。
≪見晴らしのデッキ≫
主に大阪方面がよく見えるビューポイントです。双眼鏡やベンチが設置されています。観光バスの駐車場から一番近く、デッキ沿いに「六甲おみやげ館」、カジュアルレストラン「六甲ビューパレス」も近くにあります。デッキから「かわらけ投げ」ができます。
≪見晴らしのテラス≫
石造りの階段状のテラスになっています。見晴らしのデッキより西側にあるので、神戸方面、大阪湾、大阪平野の景色がよく見えます。
≪見晴らしの塔≫
ヨーロッパの古い建物をイメージして作られた高さ11mの塔。階段を昇った最上部からは遮るものがない360度の眺望が楽しめます。
【六甲山カンツリーハウス】
六甲山上にある自然いっぱいのレジャー施設。園内には、広い芝生広場や池があり、魚釣りやパターゴルフなど自然を生かした遊び場がたくさんあります。季節限定で芝生エリアの一部がドッグランとして開放されます。バーベキュー場も屋根付きエリア、木漏れ日エリア、ワンちゃんエリアと充実しています。
季節によりバラの小径「ローズウオーク」、スキー場のゲレンデを利用したニッコウキスゲの大群落、アジサイなどのお花も楽しめます。冬季はスキー場になって六甲山スノーパークとしてオープンします。
【六甲高山植物園】
1933年(昭和8年)に植物学者・牧野富太郎博士の指導を受けて開園しました。海抜865mの六甲山頂付近にあるため市街地とはかなり気温の差があります。北海道南部に似た冷涼な気候です。この気候を利用して世界や日本の高山植物を中心に、六甲山の自生植物など約1500種類が栽培されています。
50,000㎡ある広い園内には、湿生植物区、ロックガーデン、ヒマラヤ区、アジサイ園、樹林区、お花畑などのエリアがあり、野生の環境に近い状態で植栽展示されています。ロックガーデンでは、高山の岩場の風景が再現されており、岩陰にひっそりと咲いているコマクサ(開花5~6月)やエーデルワイス(開花6月)など見ることができます。
ヒマラヤ区では「ヒマラヤの青いケシ」と呼ばれる“メコノプシス・ベトニキフォリア”(開花5~6月)、アジサイ園では幻のアジサイ“シチダンカ”(開花6~7月)を見ることができます。秋には紅葉が楽しめます。
四季折々の園内に咲く花をDVDを使って紹介する映像館や、植物園のスタッフによる花のガイド(1回目11:00、2回目14:00 所要時間 約30分程度)も開催されています。東入口横に山小屋風喫茶店「エーデルワイス」があり、カレーなどの軽食、コーヒー・ケーキなどを楽しめます。
【六甲オルゴールミュージアム】
六甲オルゴールミュージアムには、19世紀後半から20世紀初頭にかけてヨーロッパやアメリカで作られたアンティーク・オルゴールなどの自動演奏楽器が展示されています。2階のコンサート展示室では、30分ごとにスタッフによる解説付きのコンサートが開催されています。
ピエロの人形のオルゴール、ディスク・オルゴール、世界最大級のダンス・オルガン、自動演奏のヴァイオリンなど繊細なものから迫力ある演奏のものまで、実際にオルゴールを見て音色を聴くことができます。コンサートは、「レギュラーコンサート」と季節によりテーマや内容が変わる「特集コンサート」があります。
「オルゴール組立体験」では、曲とケースを選び、音色を調節する組付という作業をして自分だけのオルゴールを作ることができます。博物館の庭は、四季折々の花が咲くイングリッシュガーデンです。中庭には所々に巣箱型オルゴールが設置されており、池のほとりを散策できます。ミュージアムショップ「時音」は、お土産にもできるお手頃なものから逸品まで揃っているオルゴール専門店です。
*撮影:トラベルガイド株式会社 阿部吾郎
撮影スポット情報
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