2019.01.22
連載兵庫県フォトライブラリー
兵庫県フォトライブラリーNo.6 城崎と湯村 -兵庫県北部の2大温泉ー
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兵庫県北部の2大温泉地、文人墨客が愛した城崎温泉と夢千代日記で知られる湯村温泉を情緒ある夜景写真を中心にご紹介します。
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【城崎温泉・柳並木の風景】
大谿川沿いに続く柳並木の風景は、城崎温泉の代表的な景観です。日が暮れて灯籠に火が灯ると、ますます情緒ある風景になります。南北の柳通り沿いには木造の旅館、レトロな遊技場、お洒落なカフェやお土産店が並んでいます。また、大谿川に架かる5つの橋は県の景観形成重要建造物に指定されています。護岸には玄武洞の石が使われています。
【城崎温泉・駅前通り】
地蔵湯前から城崎駅に続く駅前通りには海産物店やお土産店が軒を連ねています。新鮮な魚料理が食べられるお食事処を併設する海産物店もあります。駅前に外湯「さとの湯」があります。
【城崎温泉・木屋町通り】
桜並木が続く木屋町通り。城崎の美味しいものやお土産が集合している木屋町小路や麦わら細工伝承館が近くにあります。桜の花びらが川面に散った花筏も趣があります。
【城崎温泉・外湯めぐり】
城崎温泉には、一の湯、御所の湯、まんだら湯、さとの湯、柳湯、地蔵湯、鴻の湯の7つの外湯があります。浴衣に下駄での外湯めぐりが城崎温泉の醍醐味です。
【城崎温泉・浴衣の似合うまち】
城崎温泉は「ゆかたの似合う町」として知られ、浴衣を着て下駄を履くのが正装と言われています。浴衣を着て下駄を鳴らしながら外湯めぐりの人たちが柳通りを行きかう様子は城崎温泉の代表的な景色です。宿にはそれぞれ個性のある「宿ゆかた」があります。
【城崎温泉・浴衣レンタル「いろは」】
外湯「御所の湯」の隣にある、ゆかた専門店いろは。浴衣のレンタルと販売のお店です。色とりどりの浴衣、帯、下駄、和の小物類、コウノトリが描かれた襖など見ているだけでも飽きない美しい店内です。レンタルゆかたは約200種類の中からお気に入りを選ぶことができます。プロの着付け師さんにお似合いの一着をスタイリング&コーディネートしてもらえるので、ゆかた初心者でも安心です。着付けはもちろん、ヘアセットサービス付きです。男性用の浴衣もあります。女子旅で、カップルで、浴衣に着替えての城崎散策はより楽しいひと時になるでしょう。
【城崎国際アートセンター】
城崎国際アートセンターは、1000人収容のホールがある旧城崎大会議館をリノベーションした、舞台芸術を中心とした滞在型創造活動(アーティスト・イン・レジデンス)の施設です。年1~2回世界各国の公募で選ばれたアーティストは、最短3日間~最長3か月の間、城崎国際アートセンターに滞在し作品作りを行います。滞在期間の宿泊料、ホール・スタジオ使用料は無料で24時間いつでも使用することができます。城崎アートセンターは、城崎の新たな魅力として、将来性のあるアーティストの滞在制作を支援し、日本中、世界中に新たな作品を送り出すための活動を支援しています。滞在アーティストは制作した作品を城崎で発表することはもちろん、ワークショップや座談会など市民が参加できる地域交流プログラムを行います。また、城崎アートセンターのロビーは誰でも利用することができます。ロビーには閲覧自由な本がテーマ別に棚に収められています。車輪付きのモダンな本棚は移動図書館になります。
【湯村温泉・夢千代像】
NHKドラマ『夢千代日記』の舞台となった湯村温泉。荒湯を見下ろす春来川のほとりにドラマでヒロインを演じた吉永小百合さんをモデルにした夢千代像があります。
『夢千代日記』は広島で胎内被爆し余命3年を宣告された温泉芸者、夢千代と彼女を取り巻く人々の生き様を描いたドラマでした。恒久平和を祈って台座は広島市から寄贈されました。吉永小百合さんや出演者の手形も飾られています。
【湯村温泉・荒湯】
湯村温泉は、98度の熱湯が毎分470リットルも湧出する日本屈指の高熱温泉です。嘉祥元(848)年、今から約1150年前に慈覚大師によって発見されたと言われています。「荒湯」は湯村温泉の源泉です。湯けむりが立ち上る湯壺で卵をゆでる観光客で荒湯はいつも賑わっています。春木川沿いには「ふれあいの湯」と名前がついている源泉かけ流しの足湯があり、泳ぐ鯉や鴨の眺めながらのんびりと足湯を楽しむことができます。
*撮影:トラベルガイド株式会社 阿部吾郎
撮影スポット情報
ひょうごツーリズムガイド