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2019.07.29

連載神河町の観光・撮影ガイド

神河町のみどころ2

神河町の観光・撮影ガイド Vol.7

  • 旅の撮影スポット
  • 28 兵庫県
  • 花・植物
  • 神河町の観光・撮影ガイド

兵庫県神河町の魅力をお伝えするシリーズ第7弾は、「神河町のみどころ2」ということで、新野駅周辺の梅花藻、水車、道の駅「銀の馬車道・神河」の大黒さん、新緑の銀の馬車道、重箱石、砥峰高原、とのみね自然交流館といったスポットをご紹介してまいります。

【梅花藻】

梅花藻(バイカモ)は清流にしか生息しないキンポウゲ科の多年生水草で、5月~6月に小さな白い可憐な花を咲かせます。この花の形が梅の花に似ていることから「梅花藻」と言われています。
新野駅付近の水田の水路やホテルモンテローザの水路で見ることができます。水がきれいな神河町ならではの風景です。

新野駅付近の水路にて

【新野の水車と赤い電車】

新野地区では、元禄6年(1693)頃から、水路から田に水を入れるために水車が使われてきました。昭和30年代までは18基の水車が稼働していましたが、昭和50年代には3基にまで減少してしまいました。
そこで、地元の方々が伝統文化の継承と地域活性化を目的に、8基の水車を復活。今では11基の水車が活躍しています。水車とJR播但線の赤い電車が走るのどかな田園風景は人気の撮影スポットです。

【道の駅「銀の馬車道・神河」大黒さん】

2019年5月14日、吉富の駅「銀の馬車道・神河」(神河町吉富)の入り口に金の米俵に乗る大黒様が設置されました。312号線を走っていてこの大黒様を見ると、道の駅に立ち寄りたくなります。

【新緑の銀の馬車道】

道の駅「銀の馬車道・神河」近くにある「現存する銀の馬車道」。馬車のオブジェが設置され周辺もきれいに整備されました。
「神河町のさくら風景」では、桜が咲く風景をご紹介しましたが、ご覧のように新緑の季節もきれいです。

【重箱石】

県道367号線沿い、作畑の大歳神社から南へ約50mのところに重箱のように3段に積み重なったような大きな岩があります。
「この重箱石に秘密封じのお願いをすると、絶対に世間に漏れることがない」(越智川名水街道自転車下りリーフレットより)ということで、人々から信仰されてきた大変ありがたい岩です。
「越知川名水街道自転車下り」の名所スポットの一つです。

【作畑の大歳神社】

重箱石の近く杉木立の中にある作畑の大歳神社。主祭神は大歳神、配祀神は宇賀能霊命(ウカノミタマノミコト)。

【砥峰高原(とのみねこうげん)】

砥峰高原は、標高約900m、なだらかな起伏の斜面約90haにわたりススキの草原が広がっています。
雪彦峰山県立自然公園に指定されており、このような大規模なススキ草原は、学術的にも自然景観要素としても貴重な草原です(写真は春の様子)。このススキ草原を守るために、毎年春には「山焼き」が行われます。夏には緑の草原が広がり、秋には銀色の穂が波打ち、冬には一面の雪景色となります。
映画「ノルウェイの森」や大河ドラマ「平清盛」、「軍師官兵衛」などのロケ地にもなりました。
(冬季は積雪のため通行止になります。)

丘の上にある東屋

東屋付近からの眺め

【とのみね自然交流館】

「とのみね自然交流館は砥峰高原の保全と管理の拠点として、また野外活動や自然観察を楽しむためのベースキャンプとして整備されています。」(かみかわ観光ナビより)

展望テラスからは高原を一望でき、木のぬくもりが感じられる館内には、四季の高原の写真や、ロケ時の撮影風景などが展示されています。
隣接する平家そば処「交流庵」では、雄大な高原を見ながら手打ちそばを食べることができます。

「神河町のみどころ」でも、神河町内の様々なスポットをご紹介しています。合わせてご覧ください。

*撮影:トラベルガイド株式会社 阿部吾郎

撮影スポット情報

https://www.kamikawa-navi.jp/guide/spot/795

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写真家情報

神河町詳細

得意分野 風景 拠点 28兵庫県 所属団体 --
分類 団体

自然豊かな神河町には、映画やドラマのロケ地として有名な関西有数のススキ草原「砥峰高原」や1000m級の山々に囲まれリゾート地として親しまれる「峰山高原」があります。また、清流「越知川」沿いを中心に名水や滝が多く点在しているほか、「新野水車の里」など撮影スポットがたくさんあります。

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