2019.03.25
連載神河町の観光・撮影ガイド
神河町の観光施設
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- 神河町の観光・撮影ガイド
神河町の魅力をお伝えするコラムの2回目は、町内にある観光施設をご紹介します。2017年12月にオープンした新スキー場「峰山高原リゾートホワイトピーク」をはじめ、寺前駅前にある「カーミンの観光案内所」、「銀の馬車道交流館」、「粟賀の驛」、「道の駅 銀の馬車道・神河」、「かんざきピノキオ館」と6つの施設を取り上げます。
【峰山高原リゾートホワイトピーク】
2017年12月にオープンした新スキー場です。日本国内で新スキー場がオープンしたのは、なんと14年ぶりのことです。
リフトは「フォレストライン」、「マウンテンライン」の2基があり、ナイターゲレンデ・初心者向けの「サウスコース」、中級者向けの「センターコース」、上級者向けの「ウエストコース」と3本のコースがあります。
スキーやスノーボード等のレンタルも豊富なアイテムが揃っており、手ぶらで気軽に行けるスキー場として人気が高まっています。
播但道神崎南ICより約30分と車でのアクセスが便利で、480台の駐車場も完備されています。
また、JR寺前駅前よりシャトルバスが出ており、ホームページより簡単に予約することができます。
では、ここから峰山高原リゾートホワイトピークの様子をお伝えして行きましょう。
センターコースを滑るお客様にお願いして、モデルになっていただきました。
皆さんの、楽しそうな様子と華麗な滑りをご覧ください!
峰山高原スキー場名物!? カオナシさんです。
定点カメラにもよく映っていますよ。
神河町のゆるキャラ「カーミン」と記念撮影!
キャップにゴーグル、ブーツをはいたスキー場バージョンのカーミンです。
ちなみにカーミンはうさぎではありません。森の妖精です。
神河町はカーミンの顔の形と同じハート型って知ってました!?
リフト乗り場から道路を渡った駐車場の横に子供たちに大人気の「カーミンパーク」があります。西日本最大級のキッズパークです。
ムービングベルトで斜面を上がってのソリ遊びやふわふわ遊具など子供たちが夢中になる設備が揃っています!
続いて、センターハウスの施設をご紹介しましょう。
手ぶらで行けるスノーリゾートというだけあって、レンタルがとても充実しています。
スキー、スノーボード、ウェア、スキーブーツはもちろん、子供用のソリやストライダーなど、様々なものが揃っています。
売店もあります。手袋や帽子はこちらで購入できます。
防水スプレー、お子様の雪遊びグッズ、お菓子なども揃っています。
センターハウスの2階にあるフードコートです。
「タズミのタマゴのっけロコモコ」「とろーりチーズのタッカルビ」「シェフ特製BEEFドン」など個性的なメニューが揃った、ホテルクオリティーのお食事が楽しめます。
フードコートの横にキッズコーナーがあります。
お子様連れでも安心ですね。
こちらは、センターハウスの向かい、リフト乗り場の横にある「日本スノーボードアカデミー峰山校」です。
アダルトレッスン、キッズレッスン、ファミリーレッスンなどのメニューがあり、気軽にスノーボードのレッスンを受けることができます。
先ほどご紹介したカーミンパークの横に、ドーム型の白いテントが並んでいるエリアがあります。
こちらはスノーレストラン、フードコートだけでなくこちらでもお食事が楽しめます。
この中で人気の高い、2つのお店をご紹介しましょう。
まずは、スキー場で本格的なピザが食べられる、話題のお店です。
何が本格的?ってこのお店、ピザを注文すると生地を伸ばすところから始まります。
そこから!?だいぶ時間がかかりそう・・・いやいやご安心ください。
ものすごい手際の良さで、伸ばした生地に具をのせて、窯に入れて焼き、カットして、どうぞ!って出てくるまでに5分もかかりません。
それでいて、作りたてなので当然アツアツ、生地も表面はカリッと焼きあがり、なかはモチモチの食感で、かなりのハイレベル。
まさに職人技です。
こちらのカップルはマルゲリータをご注文。
取材チームは、外のベンチでベーコンフンギをいただきます!
しめじに絶妙に味付けがされていて、ベーコン、チーズと合わさって、とてもおいしかったです。
次にこちらが、柚子ハイカラうどんのお店。
やっぱり冬はあたたかいうどんがいいですね。
しかも、神河町特産のゆずの風味がしっかり効いたさわやかな味わいのおうどんです。
こちらでも、楽しそうなカップルを発見。
この後も、どんどんお客さんが来て、とてもにぎわっていました。
おすすめの、柚子ハイカラうどんといなりのセットです。
【カーミンの観光案内所】
JR播但線「寺前駅」に隣接する神河町の観光案内所です。
神河町に来られたら、ぜひお立ち寄りください。神河町の観光、食事、宿泊など様々な情報をご提供いたします。神河町の地図やパンフレットなども豊富に揃っています。
柚子や名水を使った神河町の特産品、お土産品、カーミングッズなども購入できます。カーミンのレンタサイクル(有料)の受付もこちらでできます。
電車の待ち時間、駅前から出る峰山高原スキー場のシャトルバスの待ち時間などにもお立ち寄りください。
【銀の馬車道交流館】
「銀の馬車道」は、1876年(明治9年)に、生野銀山と飾磨港(現姫路港)の間、約49㎞を南北に結ぶ道として新しく作られました。正式名称は「生野鉱山寮馬車道」で、日本初の高速産業道路と言われています。
養父市の明延鉱山、朝来市の生野銀山などの鉱産物を港に運ぶ「鉱石の道」として日本遺産に認定されています。銀の馬車道は、神河町を縦断し市川町、福崎町、姫路へと伸びています。
銀の馬車道交流館は2007年(平成19年)10月に地域の交流の場、まちづくりの拠点として開館しました。
館内には、当時の馬車の様子や「マカダム式」舗装の馬車道遺構の復元模型など銀の馬車道に関する資料が多数展示されている他、神河町の歴史や文化に関する資料も展示されています。
交流館がある通りは、歴史的景観形成地区に指定されており、古い街並みが残っています。
【粟賀の驛】
粟賀の驛は、古民家を改修した施設で、観光案内、仙霊茶など神河町の特産物の販売、イベントを開催したりする交流施設です。
中村・粟賀町地区の地域の住民の方が中心となって運営・活用されています。
粟賀地区は、旧生野街道の宿場町として発展し、明治に入ってからは銀の馬車道が整備され、旧神崎町の中心として発展しました。今では当時の賑わいは失われていますが、当時の雰囲気を残す建物が多く残されています。
粟賀の驛の横には、粟賀驛の道標があります。明治27年に、寺前―飾磨港間に播但鉄道が開通すると、ここを発着場として鶴居駅まで乗合馬車が運行されました。
【道の駅 銀の馬車道・神河】
平成29年11月に、茅葺屋根の「かんざき大黒茶屋」を改修して、道の駅「銀の馬車道・神河」がオープンしました。道の駅の東側には現存する銀の馬車道跡があります。
国道312号線沿いにあるのでドライブの休憩所として、地元の観光情報を集めたり、お土産や特産品、農産物の購入もできます。
穴子天ぷらがまるまる一匹ついている「銀の馬車道定食」や「大黒巻寿司」が人気です。
【かんざきピノキオ館】
かんざきピノキオ館は色々な木工体験ができる施設です。入口を入ると、195㎝もある大きなピノキオが迎えてくれます。
子どもたちに人気の木工クラフト体験では、貯金箱や時計など木工キットをもとに絵の具で色を塗り組み立てて作品を作っていきます。
季節の体験教室ではおひな様、こいのぼり、クリスマスツリーなどステンシルで作品を仕上げます。何回も通って本格的な作品を仕上げるトールペイント教室もあります。
本格的な木工体験も出来るので、主婦の方のDIYにも人気です。
ベンチ、テーブル、テーブル小物類、カーミングッズなどの木工品の展示・販売もあります。
クラフト教室
夏休みは子供達でいっぱいになります。
トールペイント教室も行われています。
この施設の入口にもカーミンの看板がありますが、神河町で見かけるカーミンの看板はすべてここで作られています。
カーミンのポーズは12種類あるそうです。
今回、新しくオープンした峰山高原スキー場と神河町内にある様々なタイプの観光施設に関してご紹介いたしました。神河町に来られましたら、是非利用してみてください。
神河町内には、他にも観光施設がございますので、またの機会にご紹介して行きたいと思います。
*写真撮影:トラベルガイド株式会社 阿部吾郎
撮影スポット情報
かみかわ観光ナビ
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写真家情報
神河町詳細
得意分野 | 風景 | 拠点 | 28兵庫県 | 所属団体 | -- |
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分類 | 団体 |
自然豊かな神河町には、映画やドラマのロケ地として有名な関西有数のススキ草原「砥峰高原」や1000m級の山々に囲まれリゾート地として親しまれる「峰山高原」があります。また、清流「越知川」沿いを中心に名水や滝が多く点在しているほか、「新野水車の里」など撮影スポットがたくさんあります。