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2018.01.04

連載阿部吾郎の日本撮影スポット巡り

【兵庫県・高砂市】謎に満ちた古代の巨石「石の宝殿」

阿部吾郎の日本撮影スポット巡りVol.19

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日本三奇のひとつに数えられる、生石(おうしこ)神社の巨石「石の宝殿」。高さ5.5m、重さは推定500トンという大きさで、背面に三角の突起を持ち、側面には溝が彫りこまれているという特殊な形状。パワースポットとしても人気を集めるこの巨石、いったい、何のために造られたのだろうか?

NIKON D810 ニッコール16-35mm F5.6 1/400秒 ISO400

JR山陽本線の宝殿駅から、徒歩25分ほどの場所にある生石(おおしこ)神社。ここに、パワースポットとしても知られる、謎の巨石「石の宝殿」がある。宮崎県にある「天の逆鉾」、宮城県にある「四口の神竈」と並んで、日本三奇のひとつに数えられている。
写真は、生石神社の拝殿の入口。この奥に、石の宝殿がある。

NIKON D810 ニッコール16-35mm F5.6 1/1000秒 ISO400 +0.7補正

拝殿を抜けると、この神社のご神体でもある「石の宝殿」が姿を現す。

NIKON D810 ニッコール16-35mm F5.6 1/1000秒 ISO400

冒頭の横位置の写真と、上の縦位置の写真は同じ場所から撮影したものだ。
石の宝殿は、岩山を削り、この形に削り出したものだ。このため、巨石の周囲は石の壁に囲まれている。横6.4m、縦4.7m、高さ、5.5mの大きさである。まったく距離が取れない中、唯一わずかに距離が取れるのが、巨石の正面に向かって左側のスペースのみである。全体をカメラに収めるには、広角レンズが必要だ。2枚の写真は、いずれも16mmで撮影したものだ。

NIKON D810 ニッコール16-35mm F5.6 1/80秒 ISO400 +0.7補正

石の宝殿の周りは、小さな池のような状態で水が溜まっている。まるで水に浮いているように見えることから「浮き石」とも呼ばれている。なんと、この池の深さは2mあるという。おそらく、巨石を地面から切り離すために、下の部分を彫り込んでいったのであろう。

NIKON D810 ニッコール16-35mm F5.6 1/80秒 ISO400

背面には、このような三角の突起がある。このため、正面を下にするかたちで引き起こし、宮殿のような形に仕上げる予定だったのではないかと推測されている。

NIKON D810 ニッコール16-35mm F5.6 1/1600秒 ISO400

NIKON D810 ニッコール16-35mm F4.5 1/2500秒 ISO400

石の宝殿は、周囲の岩の上から見ることもできる。石の宝殿の上には土砂が溜まり、木や草が生えている。周囲の溝や後ろの突起の様子もよくわかる。

NIKON D810 ニッコール16-35mm F4.5 1/2500秒 ISO400

この周辺は、古代から現在に至るまで採石場として知られている場所だ。竜山石と呼ばれ、古墳の石郭などに使用され、河内や奈良などでも発見されている。

実は、この地を訪れるのは今回が3度目である。前回は7年ほど前に訪れ、記事を書いている。石の宝殿の詳しい解説はそちらに譲りたいと思うので、下記よりご参照いただきたい。

撮影スポット情報

たびねす「水に浮かぶ謎の巨石、石の宝殿とは!?」

写真家情報

阿部吾郎詳細

得意分野 風景 拠点 11埼玉県 所属団体 日本旅行写真家協会
分類 プロカメラマン

トラベルガイド株式会社代表・ツアープランナー・カメラマン・ライター
旅行会社で20数年勤務したのち起業。マレーシアの旅行情報サイト「トラベルガイドマレーシア」を運営、自ら写真撮影・文章執筆を行う。カメラマンとしてアジアを中心に撮影を行い、旅行会社を中心に画像素材を提供。

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