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2020.06.29

連載伊東浩の「メープル街道をゆく」

秋のカナダのご紹介 ナイアガラの滝と近郊都市へ

伊東 浩の「メープル街道をゆく」 Vol.9

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さて、秋のカナダも終盤。最後の訪問地ナイアガラです。超有名な観光地でトロントに行ったら、ぜひ行ってみましょう。今回は日本人向けに催行されている、現地バスツアーに参加してみました。日本人の運転手兼ガイドさんが案内してくれます。朝、宿泊ホテルから徒歩10分くらいの市庁舎前の某ホテルロビーに集合。そこからナイアガラに向けての日帰りツアーです。

ナイアガラは快晴 滝のしぶきで虹が出ています。

滝の水量が多いので、ものすごいしぶきでいつも霧雨が降っています。晴れると必ず虹が出ます。

ナイアガラ川のカナダ滝の上部、右手がエリー湖側、左のしぶきがカナダ滝。

アメリカ滝、直線に長く雄大です。

この日、朝方集合時は天候は薄曇り。まあ雨に遇わないからいいか程度の心構えで出発。トロントから西に90分ほど、ちょうどオンタリオ湖の西岸を回ったところがナイアガラシティーです。
現地に着いたら快晴、滝周りの遊歩道の一部は雨が降り続けるかの如く、すごいしぶきです。でも晴れたおかげできれいな虹が目の前に見えました。本当に掴めそう位置に!(^^)! 
メインイベントは船からの観瀑ですが、それまでの間は周辺の自由散策。雄大な景色に感激してます。

船の中から見たカナダ滝 アーチ状なので、しぶきの密度がものすごい。

船の上だけ、アメリカとカナダを自由に往来できます。

滝に最大限近づいて、船の中までしぶきが容赦なく来ます。

アメリカ滝に。ここは滝が2つに割れて真ん中の陸地に行けます。

カナダとアメリカの国境があるレインボーブリッジ。真ん中でパスポートコントロールがあります。

展望レストランのベランダからの瀑布、左がアメリカ滝、 右奥がカナダ滝です。

ナイアガラ見物のだいご味は何といっても船からの観瀑。ぎりぎりまで滝に近づくので、船のデッキまで大粒のしぶきが飛んできます。全員にポンチョが支給されますが、結構濡れます。撮影機材は間違いなくびしょぬれになるので、一瞬で撮ったら、船の奥の部屋に入って、機材を拭いてまたデッキに出るといった行動を繰り返します。
いやはやしぶきとの格闘で何とか写真に収めてきました。レジ袋で作った簡易のレインカバーが結構役に立ちます。

観瀑の後は、腹拵えをして、オンタリオ湖のほとりにあるナイアガラ・オン・ザ・レイクへ。英国風のオールドタウンの街並みが再現されています。少し散策をしてみました。

オールドタウンのランドマークの時計台。わかりやすいのでここを起点・終点にするといいです。

オールドタウンの街並みには、住民がいますので、大騒ぎしないように歩きましょう。

馬車での見学も乙なものです。

オンタリオ湖からの眺め。海の様に広い湖で、対岸がトロントの街、左端はCNタワー。

住民のための教会もあります。

滝を見て、19世紀の英国風街並みが再現されています。メインストリートのQueen streatはお洒落なお店も多く、お土産を買うには絶好の場所です。テイクアウトの飲食店も多く、食べ歩きには最高ですね。
オンタリオ湖畔からは対岸にトロントの街が見えます。オンタリオ湖が海の様に広い湖であることがわかるでしょう。

時間があればアメリカ側のヤングスタウンを訪れるのもいいと思います。 

今回は天候に恵まれ、一日たっぷり遊べたナイアガラツアーでした。

撮影スポット情報

ナイアガラ・オン・ザ・レイク日本語サイト(外部リンク)

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写真家情報

伊東 浩詳細

得意分野 風景 拠点 13東京都 所属団体 日本旅行写真家協会
分類 プロカメラマン

東京都小金井市在住。日本旅行写真家協会(JTPA) 正会員
大手カメラメーカー退職後、写真家に転身。季節や時代で変化する、一期一会の街並みを撮り歩く。また地元自治体で「大人の遠足撮影会」を実施し、初心者から上級者まで受講者多数。

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