2020.01.13
連載伊東浩の「メープル街道をゆく」
秋のカナダのご紹介 メープル街道出~発!
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- 伊東浩の「メープル街道をゆく」
ケベックシティでの歴史散策メインの観光を後に、さあメープル街道を走行してみましょう。まずはケベックからモントリオールへ,約260km・3時間ほどの列車の旅です。カナダの大陸横断鉄道、「VIA」に乗っていきます。飛行機で飛べば4-50分の距離ですが、メープル街道に沿って走るので、景色を満喫しながら列車に揺られるのも悪くはありません。日本の新幹線程速くないので、3時間ほどかかります。
座席はビジネスクラス 日本でいうとグリーン車ですね。運賃はエコノミーと比べてそれほど高くありません。座席は決してきれいではありませんが、朝食がついていることを考えると、まあ許容範囲かと思います。ではモントリオールまでの沿線風景をご紹介しましょう。
VIA列車の車窓から色々変化のある情景が見えます。都市部の駅を出て、郊外に至る車窓に写る風景の、早い変化には心が躍ります。やはり都市の中心部と郊外では気温に差があるのでしょうか? 紅葉の木々が多いように思います。
列車は終点のモントリオールまで2-3か所の途中駅に停車します。その途中は素晴らしい紅葉が車掌に浮かびます。カナダの紅葉は赤(メープル)と主体に黄色(主にシラカバ)と緑(常緑樹)がパッチワークの様に折り重なります。この情景が長く車窓から続きます。列車に旅にして大正解です。
モントリオールはロレンシャン高原に行く中間地点として宿泊しています。高齢の筆者には、日程を詰めて列車到着後ロレンシャン高原まで行く元気は残っていません。昼過ぎに到着して、そのままホテルに荷物を置いて、半日の余裕を使って、市内のショート観光に出かけました。
3時間の列車に旅は、草原に紅葉が続く、文字通り「メープル街道をゆく」でした。そしてここからもずーっとメープル街道です。
その話は次回以降に回しましょう 乞うご期待!
撮影スポット情報
カナダ VIA列車
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写真家情報
伊東 浩詳細
得意分野 | 風景 | 拠点 | -- | 所属団体 | 日本写真家協会 |
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分類 | プロカメラマン |
東京都小金井市在住
公益社団法人 日本写真家協会 JPS 正会員
一般社団法人 日本旅行写真家協会(JTPA) 正会員
大手カメラメーカー退職後、写真家に転身。季節や時代で変化する、一期一会の街並みを撮り歩く。また地元自治体で「大人の遠足撮影会」を実施し、初心者から上級者まで受講者多数。