2020.04.18
連載伊東浩の「メープル街道をゆく」
秋のカナダのご紹介 モントランブランの一日
- 旅の撮影スポット
- カナダ
- 秋
- 紅葉
- 伊東浩の「メープル街道をゆく」
カナダ、ロレンシャン高原の中心都市モントランブラン2日目。この日は一日ここで過ごす日なので、ゆったりとした時間を楽しもうかと思います。前回の記事でも説明しましたが、スキーリゾートなので、宿泊施設の密集地帯は非常にコンパクト。徒歩で十分楽しめるので、朝食は散歩感覚でホテルの周りのお店を物色。疲れたらホテルに戻ってお茶などして、ゴンドラで山に上がる。下界とは違った紅葉をたっぷりと見て、昼過ぎに山からおりて、午後は湖の周りを少し散策。夕方早めに部屋に戻って、休むといった理想的なスローライフを楽しんできました。
ではその様子をお伝えしましょう
晴れた午前中には湖上空に雲海が残るので、日差しと雲とのコラボが手に取るように見えます。この日は我々を歓迎するかのようにすっきりと晴れたので、とってもいい雲海がありました。特に湖尻付近がホテルや別荘地のリゾートになっているため、可愛い家並みや済んだ湖とのマッチングも抜群です。
さて次は山頂からの情景を堪能しましょう。
スキーリゾートのホテル群地区から、トランブラン山の山頂までゴンドラで10分程度。料金もスキーシーズンでなくても1日券に当るものも販売しています。山頂は標高900m弱でそれほど高くはありませんが、スキー場のゲレンデ用に設計されているので、山頂から山麓の視界は非常に良好です。特に湖を介した緑、黄色、紅のパッチワーク上の紅葉は見事です。カナダの紅葉は所々に常緑樹が入っているので、これがパッチワーク状にアクセントとして、景観を引き立てています。ただ山頂は風が強く、冷たい北風なので、気温の割に体感が結構寒いです。この時期は冬物ダウンなどを持って上がったほうがいいでしょう。
山頂での昼食後、下界に降りて、街外れを少し散歩しました。
リゾートタウン自体がそれほど程広くないのと、地形も緩い丘陵地なので、程度な筋力負荷がかかって、午後からの散策にはちょうどもってこいです。 多くの観光客が入っている割には、あまり散策をしている人は見当たりません。 2時間ほどの散策で紅葉景観の独り占めが出来ますよ~
モントランブランは市街地地区と山と郊外とがコンパクトにまとまっており、カナダ紅葉ツアーのハイライトです。 一泊では持ったないので、2泊、3泊して満喫してくださいね
撮影スポット情報
関連記事
写真家情報
伊東 浩詳細
得意分野 | 風景 | 拠点 | -- | 所属団体 | 日本写真家協会 |
---|---|---|---|---|---|
分類 | プロカメラマン |
東京都小金井市在住
公益社団法人 日本写真家協会 JPS 正会員
一般社団法人 日本旅行写真家協会(JTPA) 正会員
大手カメラメーカー退職後、写真家に転身。季節や時代で変化する、一期一会の街並みを撮り歩く。また地元自治体で「大人の遠足撮影会」を実施し、初心者から上級者まで受講者多数。