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2018.11.14

連載イベントの様子をご紹介

【イベントの様子をご紹介】「秋の長瀞 紅葉撮影会」が開催されました

水管橋の上からの紅葉 ISO200 F6.3 1/100 遠くの山並みまできれいに撮れました♪

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今回は長瀞観光協会が主催する紅葉撮影会。昼間の紅葉と月の石もみじ公園でのライトアップ紅葉の撮影です。 2駅分のウォーキングを兼ねた健康的な撮影会でした。 昼と夜とで撮影条件は違いますが、参加された皆様は、素晴らしい写真を撮れましたよ。 全行程約5時間 紅葉満喫の撮影会でした。 では、撮影した写真をみながら、少し解説を加えていきましょう

急行秩父路 長瀞駅に入線 ISO72 F6.3 1/125 

荒川沿いの紅葉 奥の山に日が当たっています ISO140 F6.3 1/200

参加者のみなさんの撮影風景 構図取りに気を遣っています

橋の下のキャンプ場 落葉してくるところを狙っています。 黒い小屋の壁際に葉が舞っているのが見えます ISO560 F6.3 1/160

初回の集合写真 紅葉をバックに橋の上で ISO200 F6.3 1/80 日中シンクロ 

集合場所に行くために列車に乗るのですが、ホームに下りたら、反対方向に急行が入線中。 十分に引き付けてやや広角で撮ると、列車が長く写って遠近感がでて格好がいいですよ。紅葉は少しアンダー気味で撮る方が色が濃く出ます。日差しの当たる部分と影になる部分があれば、日向部分の色が薄くならないように気を付けましょう。 現像時に彩度など調整するとメリハリのある写真に仕上がります。
落葉の様子を映しこむのは少し難しいです。 黒い小屋をバックにして撮ると、落葉が目立ってきます。 日中の集合写真でも弱めにストロボを焚いて、日中シンクロを使うと顔が綺麗に映ります。

秋の代表的果実 渋柿が大量になっています。青空が映えるように撮りました。 ISO200 F7.1 1/160 日中シンクロ

山ブドウの若い実 ISO200 F10 1/200 日中シンクロ 背景をかなり暗めにしたシンクロ撮影なので夜撮ったように見えます

レモンイエローのキバナコスモス 可憐な黄色は出にくいです。 ISO200 F5.6 1/125

花撮影に没頭中(;^ω^) ちょっとわき道にそれるのが、ウォーキング撮影会の醍醐味

水管橋を終わって、長瀞駅に向かう道々には、色々な秋の風物詩があります。 今回は日中シンクロを多用してみました。 日中シンクロとは、主要被写体が逆光の状況などで暗くなるのを防ぐ手法です。 露出補正と違って、背景部分と主要被写体の露出を意図的に変えて撮ることができます。 青空バックの果実や花などの撮影によく使います。 ただ近距離の花接写等には使いません。 レモンイエローはデジタルカメラで再現しにくい色です。 露出を調整しても赤みを帯びて撮れてしまいます。撮影後に現像・修正した方が見た目に近づきます

日没前の雲を水鏡に映してみました。オレンジの雲が綺麗です ISO160 F5.6 1/125

川岸の紅葉が川面に反射します。かなりアンダーで撮ると雰囲気が出ます ISO800 F5 1/25 

二回目の集合写真 かなり日が落ちた時間帯で撮っています ISO200 F5.6 1/50 リアシンクロ

日没前の岩畳での撮影です。秋の日の落ちるのは早いので、撮っていくとどんどん暗くなってきます。 夕暮れの最も綺麗な時間帯ですので、雰囲気が出るように露出をコントロールします。 カメラ任せのAE(自動露出)で撮ると、昼間の写真の様に明るく撮れてしまいます。特に白い岩肌はかなり明るくなってしまいます。せっかくの夕暮れが台無しになりますので、露出インジケータを見ながら、1.5~2段ほどアンダーで撮ると、雰囲気が出てきます。 ただ集合写真はそのまま撮ると顔がつぶれてしまうので、ストロボを併用します。 段々シャッター速度が遅くなるのでリアシンクロを使ってみましょう 背景との調和が良くなります

空が紫紺となるブルーモーメントの時。ライトアップが最高の時間帯です。 ISO400 F2 1/30

陽が完全に暮れてきました。 広角レンズで枝の広がりを強調しました ISO100 F11 6秒

魚眼レンズを真上に向けて撮ってみました。 ちょっと変わった構図になります。 ISO200 F16 4秒 fisheye10.5mm

やや望遠気味で遠方の紅葉を撮ると、樹木の遠近感が緩和されて絵画の様に可憐に撮れます。ISO200 F16 6秒 98mm

三回目の集合写真 ライトアップ紅葉を背景にしました ISO400 F10 4秒 リアシンクロ

最後は月の石紅葉公園でライトアップされた紅葉を撮ります。今回は三脚を使って、構図の水平を保ちながら、ISO400までの範囲で、クリアーな紅葉撮影をしています。 陽が完全に暮れる直前、空は真っ蒼になる瞬間がとても美しいです。紅葉に限らず夜景撮影の最高の時間帯です。変化が激しい時間帯なので、どんどん撮っていきましょう。 また樹木の映え方によっては広角で撮ったり望遠で撮ったりと、雄大さや可憐さといったいろいろな表現を楽しみましょう。更に魚眼レンズを使うと、幻想的な構図で撮れますよ。最後の集合写真はスローシャッタ+リアシンクロ 夜景背景のポートレートの王道的撮影手法です。 リアシンクロはシャッター幕が閉じる直前に発光して写しこむので、スローシャッターでも人物のブレが目立たなくなります。 


今回は午後の日のある時間帯から夜のライトアップの時間帯までたっぷりと様々な技法を使いながら撮影の講習会をしてきました。 夜景撮影にご興味のある方は是非、このサイトのイベント情報をチェックしてみてくださいね

撮影スポット情報

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写真家情報

伊東 浩詳細

得意分野 風景 拠点 13東京都 所属団体 日本旅行写真家協会
分類 プロカメラマン

東京都小金井市在住。日本旅行写真家協会(JTPA) 正会員
大手カメラメーカー退職後、写真家に転身。季節や時代で変化する、一期一会の街並みを撮り歩く。また地元自治体で「大人の遠足撮影会」を実施し、初心者から上級者まで受講者多数。

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