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2022.11.02

伊東 浩 写真展 雪と氷に覆われたブリヤート共和国の魅力

今回の案内はがきです

  • フォトテクニック

今回は、ブリヤート共和国というロシア連邦の中、シベリア地区にある共和国にフォーカスしてみました。今なぜロシアか、との疑問をお持ちの方もおられると思いますが、ブリヤート共和国はロシアにおける少数民族ブリヤート人が多く住む地域です。そして今回のウクライナ侵攻に際しても、他地域に比べ多くの住民が動員され、平和的、かつ友好的な彼らの意思とは無関係にウクライナで命を落とし、負傷した方々が数多くいます。いわばロシア国家に虐げられた、犠牲者とも取れるわけです。ブリヤートは旧来からモンゴルとの親和性が高く、民族的にも日本人と共通の遺伝子を持ち、顔立ちや風俗も似ています。そしてなんといっても全面氷結した真冬のバイカル湖は、この時期でしか味わえない、素晴らしい観光資源です。近い将来、交流ができるようになった際には、ぜひとも行っていただきたい地域の一つです。その思いを込めて作品を披露しました。

チベット仏教で重きを置かれる青・白・赤・緑・黄の布がたなびくタルチョと呼ばれる旗

ウランウデ郊外のリンポチェ・バフシャにある鐘楼。やはり仏教の流れがあるので日本の寺と似ています

ブリヤートにおけるチベット仏教の総本山、ダッツァン。即身仏が安置されている伽藍

様々な伽藍と同じ敷地内にある佛教大学。写真右側が大学施設

路上で見られる道祖神。チベット仏教の影響もあり、タルチョと共に見られることが多い。

タルバガタイ村にある、風俗博物館。先住民族が日常生活や儀式に使った道具が保管されている

タルバガタイ村での伝統芸能の一つ。先住民族がいまでも伝統の歌や踊りを守っています

ウランウデ市内 レーニン通り沿いにあるオペラハウス。荘厳な建物です

ウランウデ市内 レーニン通りの突き当りにある広場。車は入れません。蛇のモニュメントが特徴的

バイカル湖上のイベント。モンゴルの民族衣装で踊ります。

バイカル湖を車で走ます。ちゃんと通行帯ができています。氷の厚さのしっかりとした部分を通ります

バイカル湖の最深部付近。凍るスピードが違うので、「御神渡り」があります。かなり大きな御神渡りです

湖面上の洞窟は完全に結氷して、徒歩で入れます。氷が厚過ぎて、入り口は屈んで入ります

バイカル湖の湖畔の町、タンホイから見た日没。雪と氷のバイカル湖に沈むのが美しい

バイカル湖のほとりで星空を撮りました。真っ暗な空なので、多くの星が見えます。オリオン座くっきり。

色々な事情から会場に来られない方のために会場と同じ展示をWEB上でさせて頂きました。 FBでも共有するので、ぜひご覧頂ければと思います

参考URL

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写真家情報

伊東 浩詳細

得意分野 風景 拠点 13東京都 所属団体 日本旅行写真家協会
分類 プロカメラマン

東京都小金井市在住。日本旅行写真家協会(JTPA) 正会員
大手カメラメーカー退職後、写真家に転身。季節や時代で変化する、一期一会の街並みを撮り歩く。また地元自治体で「大人の遠足撮影会」を実施し、初心者から上級者まで受講者多数。

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