2019.04.06
連載伊東浩の桜通信
桜通信2019 Vol.4
- 旅の撮影スポット
- 13 東京都
- 桜
- 春
- 伊東浩の桜通信
開花後の寒冷お天気のおかげで、4月まで目黒川の桜が保ちました。中目黒駅周辺はものすごい人出。ここで撮っても人の頭ばかり映るので、今回も目黒通り方面へ歩きながらの夜桜撮り。少し肌寒い約2kmの桜さんぽでした。
中目黒から、歩き始めると次第に桜が主体の写真になってきます。ストロボを上手く使って撮っていきます。都市の桜らしくビルとのコラボレーションも良いですね。この辺りの生活者は自宅マンションから花見ができる。羨ましいですねえ。
今年は寒冷な毎日だったので、まだ散った桜は少なく、川面も花筏にはなっていません。この辺りは特別なライトアップはありませんが、沿道の街灯と街明かりで結構なライトアップになっています。そこに少しストロボ光を加えると、いい具合の発色になります。
中目黒と目黒通り(目黒駅)の中間あたりです。すっかり暮れた空が紫紺に色づいて、ピンクの桜に素晴らしいアクセントを加えています。普通なら通過してしまいそうな、桜以外に何もない処ですが、少し気にしながら歩くと、良いアングルに恵まれることがありますよ。
桜散歩終盤。目黒雅叙園下の川沿いも多くに人が集まってきます。ここまでくれば行人坂を上ってJR目黒駅まですぐです。そのため中目黒と同じように人混みに紛れないよう、アングルを工夫して撮ってみましょう。
撮影スポット情報
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写真家情報
伊東 浩詳細
得意分野 | 風景 | 拠点 | 13東京都 | 所属団体 | 日本旅行写真家協会 |
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分類 | プロカメラマン |
東京都小金井市在住。日本旅行写真家協会(JTPA) 正会員
大手カメラメーカー退職後、写真家に転身。季節や時代で変化する、一期一会の街並みを撮り歩く。また地元自治体で「大人の遠足撮影会」を実施し、初心者から上級者まで受講者多数。