栃木県鹿沼市　産業観光の魅力

栃木のゆるキャラたち

旅の撮影スポット
09　栃木県
都市

栃木県鹿沼市。南は餃子の街、宇都宮、北は国際観光都市　日光。　この2つの著名な都市に挟まれて、今一つマイナーなイメージがする街ですが、最近産業観光として、日本が誇る「匠の里」として脚光を浴びております。今回はその中で、精密木工業の星野工業　極上こんにゃくで知られる中條商店等いくつかの地場産業をご紹介しましょう

おしゃもじの原型。ここから製品に加工されます

ワイングラスの柄も接着ではない、丸材からの削り出しが凄い

身も心も温まる木製の手桶。樹脂製にはない、ぬくもりが感じられます

最初のご紹介は木材加工の「星野工業」。間伐材なども上手く利用して、学校机やお風呂用品、しゃもじやおひつ等、生活に密着した木工製品を生み出しています。見学者は木製コースター造りなど体験を行いながら、1時間ほど工場内を案内してくれます。圧巻はNC旋盤によるカップや酒器の削り出し製品。細い柄も一体で削り出すところは、日本の匠の技術を量産に生かしている技術です。一見の価値がありますよ～

生芋こんにゃくの田楽

まちの駅に指定された中條商店。

こんにゃくづくり体験中

2件目は昼食に用意された、田楽の素材「こんにゃく」を求めて、製造販売を行っている「中條商店」でこんにゃくづくり体験をします。　こんにゃくは鹿沼の名産。特に生芋をすりおろして作るこんにゃくは生産数量が少ないので、産地でしか手に入らない貴重品です。　またこの「中條商店」は、まちの駅に登録され、このたび「まちの駅ネットワークかぬま」として「日本旅のペンクラブ賞」に選定されました！　

ふるさと伝統工芸館の彫刻屋台

彫刻屋台内部

黒田養蜂所のはちみつロールケーキ

ふるさと伝統工芸館はユネスコの無形世界遺産に登録された秋祭りの彫刻屋台やその祭りの様子などを展示したところで、身近に世界遺産を感じられる場所として是非お勧めしたい訪問場所です。　そしてお土産にはちみつロールを購入して帰京。　
宇都宮に餃子を食べに行ったら、ちょっと足を延ばし、また日光に行ったら帰りに立ち寄る等、まちの駅も充実した鹿沼で是非「一休み」を堪能ください