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2020.09.22

連載トラベルガイド・マレーシア・アネックス

【マラッカ】映える!おいしい!ニョニャクエの名店ババチャーリー・リー・ケーキハウス ☆☆☆トラベルガイド・マレーシア・アネックス NO.4☆☆☆

トラベルガイド・マレーシア・アネックス NO.4

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マラッカにあるニョニャクエの名店「ババチャーリー・リー・ニョニャケーキ」をご紹介します。ニョニャとはプラナカンの女性、ババとはプラナカンの男性こと、プラナカンとは15世紀ごろ中国からビジネスチャンスを求めてマレーシアにやってきた男性たちと現地女性の間に生まれた子供たちの子孫のことです。様々な文化を取り入れ、独自の生活様式を築いてきました。ニョニャクエとは、プラナカンの人々の間に伝わる伝統のお菓子です。様々な天然の色彩を使った、カラフルなお菓子です。

☆☆☆トラベルガイド・マレーシア・アネックス☆☆☆

トラベルガイド株式会社が運営する、旅と写真.comの姉妹サイト「トラベルガイド・マレーシア」は、システムの老朽化等の事情により現在サイトの更新が中止されています。
今後、マレーシアに関する情報は、旅と写真.comの「トラベルガイド・マレーシア・アネックス」に掲載いたします。

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プラナカンの文化は、マレーシアの国内では主にマラッカとペナンに残されています。ニョニャクエは、マラッカのメインストリート「ジョンカーストリート」にある売店などでも買えますが、40種類ものニョニャクエが揃う「ババチャーリー・リー・ニョニャケーキ(BABA CHARLIE NYONYA CAKE)」に是非行ってみてください。
ジョンカーストリートから2㎞ほど離れていますので、徒歩で行けないことはないですが、タクシーを使った方がいいでしょう。
ババチャーリー・リー・ニョニャケーキは、ニョニャクエの工房兼売店です。様々な種類のニョニャクエがずらりと並び、どれを買ったらいいか悩んでしまいます。ニョニャクエを作る様子も見学できます。
近くには、「ババチャーリー・カフェ(Baba Charlie Cafe)」もあります。

ババチャーリー・リー・ニョニャケーキの入口です。ちょっと入りづらい感じもしますが、思い切って入ってみましょう。

中に入ると正面には工房があります。すべて手作りであることが一見してわかります。

お米を煎ったり、グラムラカ(パーム椰子から採った黒砂糖)を煮出したり、大変そうですが、みなさん楽しそうに作業をされていました。

奥にある販売コーナーに入ると、所狭しとニョニャクエが並んでいます。

始めてニョニャクエを見る方にも、ちゃんとそれぞれの名前を記した看板があります。
しかし、どんな味かは書いていません。ココナッツミルクやグラムラカを使った甘いものが多いですが、中には甘辛い味のものもあります。
そんなにクセのあるものはないので、見た目で気に入ったものを買ってみるのもひとつの手です。
もちろん、お店の方に聞けば教えてくれます。(もちろん日本語は通じません)
ちなみに、派手な色がついていますが、すべて天然の色素を使っていますので安心です。

代表的なニョニャクエ「クエラピス(KUEH LAPIS)」です。ラピスとは層のことです。見たままの名称ですね。
甘い、ココナッツ味のお菓子で、食感はウイローよりちょっと弾力が強い感じです。
クセはなく。おいしいですよ。

「クエ・タラム(KUEH TALAM)」です。これは食べたことがないのですが、おそらくこれももっちり系で、グラムラカ(黒糖)味かな。

解説は省きますが、とにかくいろいろあります。
ちなみに、青いものが多いですが、これは「バタフライピー」という青い花の色を使っています。

後ろにある、ビンにはいったやつですが、「クエ・ブランダ(KUEH BELANDA)」といいます。
パリパリした食感で、ほんのり甘く、クセになります。アイスクリームと一緒に食べると美味しいです。
ニョニャクエは、保存料など添加物は一斉使用されていませんので、当日中に食べるのが基本です。
しかし、クエ・ブランダは日持ちしますので、日本に持って帰ることができます。

こちらは、パイナップルタルトです。中に甘酸っぱいパイナップルジャムが入っています。

冒頭のニョニャクエがいっぱい並んでる写真とこちらの写真は、きれいにお皿に盛りつけてありますが、これはマラッカのマジェスティックホテルにババチャーリー・リーのニョニャクエを持ち込んで盛り付けてもらったものです。
もちろん、これは通常のサービスではなく、取材で特別にやってもらったものですが、さすがにすばらしい盛り付けでした。

冒頭の写真の真ん中にある緑色のニョニャクエですが、これは「オンデオンデ(ONDEONDE)」といい、お餅の中にグラムラカのシロップが入った甘いお菓子です。周りにはココナッツがまぶしてあります。とてもおいしい、おすすめのニョニャクエです。

ニョニャクエを手に持っている写真がいくつか出てきましたが、その手はなんとババチャーリー・リーさんの手でした。
みずから、手に取って解説してくださいました。
とても気さくで優しい方でした。お店で会えたら声をかけて、一緒に写真を撮ってもらいましょう。


BABA CHARLIE NYONYA CAKE
住所:72, Jalan Tengkera Pantai 2C 75200 Melaka
TEL:06-284-7209
営業時間:11:00-15:00 木曜休み

撮影スポット情報

Baba Charlie Nyonya Cake(外部リンク)

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写真家情報

トラベルガイド(株)詳細

得意分野 風景 拠点 11埼玉県 所属団体 --
分類 企業

「旅と写真.com」の運営会社。マレーシアの旅行情報サイト「トラベルガイド・マレーシア」の運営も行う。
その他、海外ツアー企画、旅行コラムなどのコンテンツ提供、写真素材の販売などを行っている。

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