2018.05.05
連載トラベルガイドのアジア絶景スポット巡り
【マレーシア・クアラルンプール】ブルーとピンク、インスタ映えで話題の2つの美しいモスク
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クアラルンプールの郊外シャーアラムにある「ブルーモスク」、行政の中心プトラジャヤにある「ピンクモスク」。この2つのモスクを両方カメラに収めるのがインスタの世界で流行中とか。外観、内部とも非常に美しい2つのモスクを見てみましょう。
まずご紹介するのは「スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク」、通称「ブルーモスク」です。首都クアラルンプールの郊外で、セランゴール州の州都であるシャーアラムにあります。
夕方に撮影した写真で、まだやや日が高かったため逆光で、プラス補正にて撮影しました。ミナレット(塔)が高いので、広角レンズを使用しないとかなり後ろまで下がらないと全景が入りません。
こちらは、内部の廊下から撮影した写真です。
シンメトリーな幾何学模様が支配する世界。ちょっとSFみたいな光景です。
マレーシア随一のモスクと言われるだけあって、内部もとても広く壮麗な造りです。やはりこちらもシンメトリーですね。
明暗差が激しいので結構撮影するのは難しいです。ステンドグラス部分が白飛びしないようマイナス補正で撮影、ドーム部分はあとから起こしています。
1階の礼拝スペースのステンドグラスです。
1階から2階の礼拝スペースを撮影したものです。実は、2階にも上がることができるのですが、何故かわざわざ1階から見上げて撮影しています。
青いステンドグラスがずらっと並び、とても幻想的な光景らしい。
実は、2階にあがれるのは女性だけです。女性専用の礼拝スペースなのです。
ということで、私は上にあがれず残念でした。
続いて、「プトラ・モスク」通称「ピンクモスク」をご紹介します。行政の中心として造られた計画都市プトラジャヤの中心に位置するモスクで、1999年に完成しました。
ドームのピンク色は着色したものではなく、バラ色の花崗岩を使っており、このピンクは天然色なのです。
こちらはクルーズ船の上から撮影したものです。
ピンクモスクも内部見学が可能です。女性は入口で赤いローブを借りて着用する必要があります。写真には出てきませんでしたが、ブルーモスクでは青いローブを着用します。
内部もピンクです。広角の縦写真で、ドームと正面を一枚に収めないと今一つ臨場感が出ません。広角レンズがないと、ドーム部分と正面の壁を別々に撮影することになります。
明確に三脚禁止とは書いてありませんが、一般人の見学スペースはそんなに広くはなく、いつも混んでいるので基本的に手持ち撮影になります。
細かい模様をしっかり撮るためにも、微ブレは避けたいところです。しかし、あまりISOは上げたくないところです。ぎりぎりのところで、上のような設定を選びました。
望遠で細部を撮影してみました。イスラムの幾何学模様は本当に美しいですね。
重たい望遠レンズで、絶対にブレさないことを優先して、シャッタースピード優先で1/400で撮影しました。
マレーシアを訪れる機会があれば、是非この美しい2つのモスクを撮影してみてください。
内部見学は、両モスクとも無料で、基本的に無休ですが、礼拝の時間等見学できない時間帯もありますので、予め調べてから行くようにしてください。
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