2016.11.11
連載トラベルガイドのアジア絶景スポット巡り
【マレーシア・クアラルンプール】「ペトロナスツインタワー」の夜景撮影スポット
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クアラルンプールのランドマーク「ペトロナスツインタワー」、昼間も美しいのですが、やっぱりおすすめは夜景です。市内にいくつかあるペトロナスツインタワーの撮影スポットのうち、おすすめのポイントをご紹介します。
仕事の関係でクアラルンプールには何度も行ったが、いつ見てもペトロナスツインタワーの夜景は美しい。
1998年に完成し、タワー1を日本の企業が、タワー2を韓国の企業が作ったことでも話題になった。
見る場所によってその表情を変えるツインタワー、これまでさまざまな場所から撮影してきた。
その中でも、おすすめの撮影スポットを紹介する。
まずは、ペトロナスツインタワーの正面にある噴水広場の後ろからの撮影。
毎晩8時からカラフルな噴水ショーが行われる。
横位置でツインタワーをすべて収めるには広角レンズが必要だ。
スマホやコンパクトカメラだと、地面に寝転んで縦位置に収めるのがやっとだ。
実際に、この付近では地面に寝転んでいる人をよく見かける。
また、噴水が複雑な動きをするので、きれいに映るようにシャッター即を工夫する必要がある。
噴水の動きに合わせて、最適なシャッタースピードを探りながら撮影した。
これは、ツインタワーの下にあるショッピングセンター「スリアKLCC」の正面玄関のところから撮影したものだ。
先の程の噴水広場は、ちょうどこの入口の裏手になる。
ISO1600まで上げて手持ちで撮影した。
正面入り口に向かって人口の小川がながれており、その先に小さな公園がある。
ご覧のように奥行きのある写真が撮れるので、この公園が人気の撮影スポットになっている。
ここは、横位置より縦位置の方が奥行きがより表現できていいように思う。
ペトロナスツインタワーの周辺は、KLCCパークという大きな公園になっている。
この公園内にある「アシャキリンモスク」の横から撮影したのが上の写真だ。
モスク越しにツインタワーが撮れるスポットとして人気だが、真っ暗になってからでないと、モスクのドームがライトアップされないのが難点だ。
ペトロナスツインタワーとKLCCパークを挟んで向かい合う位置に「トレーダース」というホテルがある。
このホテルの33階に「スカイバー」というバーがあり、ここにはガラスのはまっていない窓がある。
店の中で三脚は使えないので、窓枠にカメラを固定して撮影するしかない。
モノレールのラジャチュラン駅のすぐ横にあるビルの屋上にヘリポートがある。
このヘリポートが、夜になるとバーに変身する。その名も「ヘリラウンジバー」。
手前のビルに隠れてツインタワーの全体が見えないのは残念だが、街全体を見渡せるのがいい。
あえてバーの様子を手前に入れて撮影してみた。
三脚の使用は特に禁止されていない。他の客に迷惑にならない限り問題なく使用できる。
最後は、クアラルンプールのもうひとつのランドマーク「KLタワー」から見たペトロナスツインタワーだ。
真横から見るかたちになるので、2本の塔が重なってしまうのが残念だが、全体としてはなかなかの絶景だ。
KLタワーには、市内展望台のオブザベーションデッキと屋外のオープンデッキがある。
値段は105リンギットと高めだが、写真を撮るならオープンデッキがおすすめ。
柵は胸の高さぐらいなので、問題なく三脚が使用できる。
ペトロナスツインタワーは、クアラルンプールの街のあらゆる場所から見ることができる。
まだまだ撮影スポットはたくさんあるので、クアラルンプールに行ったら探してみてください。
撮影スポット情報
ペトロナスツインタワー
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その他、海外ツアー企画、旅行コラムなどのコンテンツ提供、写真素材の販売などを行っている。