2018.05.25
連載トラベルガイドのアジア絶景スポット巡り
【マレーシア・クアラルンプール】クアラルンプール発祥の地がド派手に変身
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マレーシアの首都クアラルンプール、この「クアラルンプール」とは「泥の川が交わるところ」という意味で、これはオールドタウンにある、クラン川とゴンパック川の合流地点のことを指す。そう、ここがクアラルンプール発祥の地なのだ。
冒頭の写真と上の写真は同じ場所である。以前、この場所はクアラルンプール発祥の地という意味のある場所でありながら、川の水は汚く悪臭が漂っていた。雰囲気も悪く、1人で歩くのはちょっと怖いような場所だった。
それが、クラン川・ゴンパック川の浄化プロジェクトに伴い、2017年に現在の状態まで整備されたのだ。
マレーシアのオールドタウンには、もともと「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」「KLシティーセンター」「テキスタイル博物館」「ムルデカスクエアー」などの観光スポットが集まっている。
ここに、もうひとつ見どころが加わった形だ。
噴水のパターンは時間によって異なる。
後ろに見えている建物は、マレーシア最古のモスク「マスジット・ジャメ」である。
最初は、川の合流地点の噴水が出てるだけであったが、突然川の両サイドから水が噴き出してきた。
なるほど、これなら水質も良くなりそうな気がする。
しかし、この真っ青なライトは撮りづらい。気を付けないと、青被りしてしまう。
突然、片側のライトがレインボーに変わる。
かなり露出を落として撮影したが、この色を再現するのが難しい。
この写真では、かろうじて色が付いていることが分かるが、マイナス補正せずに撮ると白いライトにしか見えなくなってしまう。
川沿いには遊歩道が整備され、橋もかかっている。
散歩しながら、いろいろな構図を探ってみよう。
ペトロナスツインタワーとKLタワーの両方が見えるポイントもある。
クアラルンプール発祥の地の近くに、もう一つ新しいスポットができている。
「カウントダウンクロック」というもので、マレーシア政府がかかげるビジョン2020(マレーシアが2020年までに先進国の仲間入りをする)をPRするための施設である。
中央部のパネルには、カメラが付いており、ここで自分たちを撮影すると、パネルにその写真が表示されるようになっている。
そして、このパネルの周囲を水のカーテンが囲むようになっており、そこに2020年までのカウントダウンを示す数字が浮かび上がるようになっている。
被写体としては、なかなかおもしろいのでチャレンジしていただきたい。
なお、水のカーテンが見られる時間などの詳細は、マレーシア政府観光局のブログをご参照いただければと思う。
撮影スポット情報
マレーシア政府観光局 オフィシャルブログ カウントダウンクロック
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その他、海外ツアー企画、旅行コラムなどのコンテンツ提供、写真素材の販売などを行っている。