2016.11.14
連載カメラ用語集[ら行]
露出補正
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「露出補正」に関して説明します。カメラが制御しようとしている露出を、撮影者の意志によって、EV値を明るく補正したり、暗く補正したりすることを「露出補正」という。
「プログラムAE」「絞り優先AE」「シャッター速度優先AE」において、カメラは自動露出制御機能で、ISO感度、シャッター速度、絞り値を組み合わせて、撮像素子に最適な光量を取り込むよう動作する。
カメラが制御しようとしている露出を、撮影者の意志によって、EV値を明るく補正したり、暗く補正したりすることを「露出補正」という。
+0.3 +0.7 +1.0というように1EVを3分割した値で調整できる場合が多い。
日中の風景撮影や逆行での撮影において、光が強いため自動露出では光を取り込む量を少なく制御しようとするため暗い写真になりやすい。こういった場合はプラス補正が必要になる。
夜、街の夜景を撮るようなケースでは、全体が暗いために、自動露出では光が多く必要と判断され、灯りの部分が白飛びしてしまうケースが多い。この場合はマイナス補正が必要になる。
この他、明るめの写真にしたい、シルエットを強調したい、陰影のはっきりした写真にしたいといった撮影者の意志によって、露出を補正していく必要が出てくる。
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