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2016.11.14

連載カメラ用語集[は行]

ホワイトバランス

カメラ用語集「ホワイトバランス」

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カメラ用語集「ホワイトバランス」に関して説明します。被写体が様々な色の光源の下で照明されているとき、写真の色再現を白色を白と認識できるよう調整することをホワイトバランスといいます。

ホワイトバランスとは、被写体が様々な色の光源の下で照明されているとき、写真の色再現を白色を白と認識できるよう調整することをいいます。
被写体を照らす光源の色を、温度で表したケルビン値で表記します。概ね2500K-8000Kまでがデジタルカメラで設定できる範囲です。大凡の目安ですが、白熱3200K・蛍光灯4500K・太陽光5200K・フラッシュ光・5400K・曇天6000K・晴天日陰8000Kの6段階が一般的です。色温度が高いと青っぽく、低いと赤っぽく見えます。
オートホワイトバランスとは、広範囲な色温度で照らされた被写体を、常に白を白として自動的再現する仕組みのことです。言い換えると光源の色に拘わらず、太陽光に照らされたように再現します。

イメージ

一眼レフカメラやミラーレスカメラなどでは、オートホワイトバランスの他に、被写体を照らす光源によってホワイトバランスを設定することも可能です。
ほとんどのカメラは、上のような光源を表すアイコンを見ながら設定できるようになっています。

ホワイトバランス 作例1-1

ホワイトバランス作例1-2

上の2枚の写真のうち、上の方はオートホワイトバランスで撮影したものです。
窓の外から入る自然光と室内の電燈の光が混ざったミックス光となっています。オートホワイトバランスが自然光に引っ張られたため、電燈の光があたっている部分が黄色っぽくなってしまいました。
下に写真は、後から修正ソフトを使ってホワイトバランスを修正したものです。RAWで撮影すると、後からホワイトバランスを変更することができます。
上の写真が2500Kで、下の写真では3511Kに修正しています。赤っぽさが抜けて自然な色に近づいたと思います。
流しの白い部分は、上の写真では黄色く見えますが、下の写真では白くなっていることに注目してください。
撮影の際、オートホワイトバランスから白熱球にホワイトバランスを変更しておけば、同じように撮影できます。

参考URL

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