開催日時:2022.11.09
伊東 浩 写真展 雪と氷に覆われたブリヤート共和国の魅力
今回の案内はがきです
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- 杉並区
- 作品展
今回は、ブリヤート共和国というロシア連邦の中、シベリア地区にある共和国にフォーカスしてみました。今なぜロシアか、との疑問をお持ちの方もおられると思いますが、ブリヤート共和国はロシアにおける少数民族ブリヤート人が多く住む地域です。そして今回のウクライナ侵攻に際しても、他地域に比べ多くの住民が動員され、平和的、かつ友好的な彼らの意思とは無関係にウクライナで命を落とし、負傷した方々が数多くいます。いわばロシア国家に虐げられた、犠牲者とも取れるわけです。ブリヤートは旧来からモンゴルとの親和性が高く、民族的にも日本人と共通の遺伝子を持ち、顔立ちや風俗も似ています。そしてなんといっても全面氷結した真冬のバイカル湖は、この時期でしか味わえない、素晴らしい観光資源です。近い将来、交流ができるようになった際には、ぜひとも行っていただきたい地域の一つです。その思いを込めて作品を披露しました。
チベット仏教で重きを置かれる青・白・赤・緑・黄の布がたなびくタルチョと呼ばれる旗
ウランウデ郊外のリンポチェ・バフシャにある鐘楼。やはり仏教の流れがあるので日本の寺と似ています
ブリヤートにおけるチベット仏教の総本山、ダッツァン。即身仏が安置されている伽藍
様々な伽藍と同じ敷地内にある佛教大学。写真右側が大学施設
路上で見られる道祖神。チベット仏教の影響もあり、タルチョと共に見られることが多い。
タルバガタイ村にある、風俗博物館。先住民族が日常生活や儀式に使った道具が保管されている
タルバガタイ村での伝統芸能の一つ。先住民族がいまでも伝統の歌や踊りを守っています
ウランウデ市内 レーニン通り沿いにあるオペラハウス。荘厳な建物です
ウランウデ市内 レーニン通りの突き当りにある広場。車は入れません。蛇のモニュメントが特徴的
バイカル湖上のイベント。モンゴルの民族衣装で踊ります。
バイカル湖を車で走ます。ちゃんと通行帯ができています。氷の厚さのしっかりとした部分を通ります
バイカル湖の最深部付近。凍るスピードが違うので、「御神渡り」があります。かなり大きな御神渡りです
湖面上の洞窟は完全に結氷して、徒歩で入れます。氷が厚過ぎて、入り口は屈んで入ります
バイカル湖の湖畔の町、タンホイから見た日没。雪と氷のバイカル湖に沈むのが美しい
バイカル湖のほとりで星空を撮りました。真っ暗な空なので、多くの星が見えます。オリオン座くっきり。
色々な事情から会場に来られない方のために会場と同じ展示をWEB上でさせて頂きました。 FBでも共有するので、ぜひご覧頂ければと思います
開催場所
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写真家情報
伊東 浩詳細
得意分野 | 風景 | 拠点 | -- | 所属団体 | 日本写真家協会 |
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分類 | プロカメラマン |
東京都小金井市在住
公益社団法人 日本写真家協会 JPS 正会員
一般社団法人 日本旅行写真家協会(JTPA) 正会員
大手カメラメーカー退職後、写真家に転身。季節や時代で変化する、一期一会の街並みを撮り歩く。また地元自治体で「大人の遠足撮影会」を実施し、初心者から上級者まで受講者多数。