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2017.10.03

連載トラベルガイドのアジア絶景スポット巡り

【マレーシア・ペナン】世界遺産ジョージタウンにある「カメラ博物館」

トラベルガイドのアジア絶景スポット巡りVol.4

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2008年にマラッカと共に世界文化遺産に指定されたジョージタウン。19世紀から20世紀初頭の街並みが残る、かなりフォトジェニックな街だ。この街の様子は別の機会にご紹介するとして、今回はジョージタウンの中でもおしゃれなカフェやショップが多いムンツリストリートにある「カメラ博物館」をご紹介しよう。絶景撮影スポットというわけではないので、ちょっと番外編的な感じになるが、カメラ好きにはたまらないスポットだ。日本のニコン、キャノン、ヤシカ、コニカをはじめライカやハッセルブラッドなど、様々なカメラが展示されている。単なるカメラの展示だけでなく、ちょっとした体験型の展示などもあり楽しめる。カフェやお土産店も併設されている。

カメラ博物館の入口

ジョージタウンには、19世紀ごろに建てられた「ショップハウス」と呼ばれる中国式の長屋がたくさん残っている。それらを改造して作られたレストランやカフェ、ショップなどが街中にたくさんある。カメラ博物館もそうした長屋を改造したものだ。昔、間口の広さに合わせて課税されていたため、玄関は狭いが奥に広い長屋が作られたとのことだが、このカメラ博物館も、このように入口は狭い。

蛇腹のついたビューカメラを模した入口の看板

入口には蛇腹の付いたビューカメラを模した看板が掲げられている。

お土産店「スナップショット」

このショップハウスは2階建てで、1階にはお土産店とカフェがある。1階には無料で入ることができる。展示スペースは2階だ。
お土産店の「スナップショップ」には、カメラそのものは置いていないが、カメラにまつわる様々なグッズが売られている。

スナップショップで売られているお土産

レンズ型のカップ、ポーチ、バック、キーホルダー、Tシャツなど、カメラ好きにはうれしい様々なグッズが揃っている。

カフェ「ダブルエクスポージャー」

さらに奥に進むと、ちいさなパティオがあり、その奥にカフェがある。その名も「ダブルエクスポージャー」だ。

ダブルエクスポージャーのカップケーキ

ダブルエクスポージャーでは、カメラ型カップケーキが食べられる。この他、カラフルなレインボーケーキやプリンなどが揃っている。冷たい飲み物を頼むと、レンズ型のカップで出てくる。

パティオの壁画

ところどころにカメラに関するアーティスティックな壁画やオブジェがある。
こういった、細かい所に客を楽しませる仕掛けがある。
写真は撮らなかったのだが、トイレットペーパーにフィルムのがらが印刷されいたのには感動した。

2階のメイン展示室

2階の展示室に行くには、20リンギット(約600円)のチケットを購入する必要がある。
チケットを買って階段を登ると、メインの展示室がある。
ちなみに、写真撮影は全く禁止されておらず、自由に撮影ができる(カメラ博物館でカメラが使えなかったりするとちょっと悲しい)。

マミヤ、ヤシカ、ペンタックス、コニカ、キャノンなどのオールドカメラ

もちろん日本のものだけでなく、様々な国のカメラが見られる

カメラの歴史を語る上でやはりライカは外せない

アメリカ製の「グラフレックス」、どんな写真が撮れるのだろうか

ビューカメラ、レンズのキャップを脱着して露出をコントロールする

カメラマニアならいつまでも居たくなる、空間だろう。とにかくコレクションの幅が広いのに驚かされる。すぐ上の写真で、ビューカメラの上に掲げられている写真は、おそらくリンカーンと西太后だろう。カメラだけでなく、こういった写真も興味深い。

展示室を出たところの廊下

メインの展示室を出ると細い廊下に出る。

カメラの年表

歴史的な写真

この廊下には、カメラの年表や歴史的に有名な写真が展示されている。ネス湖のネッシーやヒンデンブルグ号墜落の瞬間を捉えた写真もある。

小展示室

この廊下を進むと、もうひとつ小さな展示室がある。ここに展示されているカメラも、なかなか興味深い。

機関銃型カメラ

これは、旧日本軍が使用した機関銃型カメラだ。後にコニシロク、コニカとなる六櫻社が製造したもので、35mmのシネマフィルムを装填、ヘキサー175mm/F4.5レンズを使用している。手動でクランクを回転させ1秒間10コマの連続撮影も可能。
戦闘機の翼などに取り付けリモートコントロールできるようになっている。戦闘機パイロットの訓練用に用いられたもので、撮影された画像で命中判定を行っていた。

スパイカメラの展示コーナー

様々な種類のスパイカメラ

実際に各国のスパイが使用していた、スパイカメラも展示されている。

暗室

「暗室」が展示されているというのも、なかなか珍しい。フィルムカメラ時代は、当たり前の存在だったものが、今では展示の対象になっている。

ピンホールルームの小さな穴

2階の展示スペースで、最後にあるのがこのピンホールルーム。部屋自体がピンホールカメラになっている。上の写真は、目張りされた窓に開けられた小さな穴に注目。ここから光が入り、真っ暗な室内の暗幕に外の景色の倒立像が映し出されている。カメラの原理とも言える単純な仕組みだが、なかなか面白い。

撮影スポット情報

https://www.facebook.com/PenangCameraMuseum

写真家情報

トラベルガイド(株)詳細

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分類 団体

「旅と写真.com」の運営会社。マレーシアの旅行情報サイト「トラベルガイド・マレーシア」の運営も行う。
その他、海外ツアー企画、旅行コラムなどのコンテンツ提供、写真素材の販売などを行っている。

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